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「ひとつの尺度で勝手に大人が優劣をつけるのはやめようぜ!」

日常的に話している個性や強みの違いって面白いねって何気ない会話が、ちょっと間違えちゃうと現実的な選択が尊いなんて価値観に繋がるこわさを秘めているなあと思った話。

「すごいねー」
「女子は成長早いねー」

(長男と同い年の)姪っ子ががいるのだが、アイドルになるために、毎日、ダンスの自主練をしていることを親族で話していた。そこから男子(長男)は女子に比べて幼いという話題になったので、いやいやいやちょっと待ってくださいよと。

長男だって同じくらい夢に向かっているんじゃないですか!?

「恐竜になりたい!」

これが今の長男の夢。

そして、毎日、恐竜になりきって私と戦っている。
毎日、眺めているため図鑑はすでにぼろぼろ。

何を目指すかは関係なく、何であっても夢中にとりくんでいるだけでめちゃくちゃ成長してますから!

めいっこはめいっこですごいし、
長男は長男ですごいし、
めいっこはめいっこでかわいいし、
長男は長男でかわいい!

そもそも誰かからみてすごいかどうかなんてどうでもよく、本人が楽しんで勝手に成長していく姿は本質的であり、このまま突き進んでいってほしいと父は願う。

今回の話はただ長男が幼くてかわいいよねっていうどうでもいいっちゃどうでもいい話ではあるのだが、比較や評価に捕らわれがちな世の中だからこそ、親として違いはただの違いであって優劣でみるものではないということを、ただただかわいいと何でも許せちゃう今のうちから意識していきたいと思った。

子どもはけっこう、親の話を聞いている。そして、傷ついていく。存在そのものに価値があるんだっていう親の愛を徹底的に浴びせていきたいと思う。


【長男(年中5歳)がハマった遊び④】ごっご遊び(恐竜の戦い)

①初期段階
ティラノサウルスやトリケラトプス等、メジャーな恐竜になりきってただごっこ遊び。
「ぐわぁ~っ!!」と戦い、最後に長男を勝たせてあげれば、それで満足。

②第2段階
図鑑とyoutubeでかなり恐竜に詳しくなったため、詳細を設定して楽しむように。
大きさ、武器、地の利、あらゆることを図鑑で確認しながら想定して、あとは背後をとれるか等、戦術も考えて、実際に戦ったらどっちが勝つかを検証するような遊びに変わっていった。
長男の選んだ恐竜が負けても楽しめるように。むしろ戦術面で有利な私が勝率高め。

③第3段階
長男が戦わせたい恐竜を戦わせるのではなく、図鑑の順番通りに片っ端から検証するように。そうすると、もはや戦いにならない組み合わせもでてくるため、逃げる、隠れるという戦う以外の選択肢も生まれるようになった。
教えていないのにいつの間にかカタナカが読めるようになる。

④第4段階
ハイブリッド恐竜登場!この恐竜とあの恐竜を掛け合わせたらこんな恐竜になるという遊びに。遺伝子操作を一瞬で簡単にできる想像力は最強!

⑤第5段階
念願の福井の恐竜博物館へ。全身骨格や頭骨であれば、目の上にやや突起がる等の骨の特徴から恐竜の姿を想像してほぼほぼ全ての恐竜の名前を当てられれるようになっていた。
発掘体験によって、骨の一部にも興味を持つように。

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