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あなたの為は本当にあなたの為?

”あなたの為に言っているんだよ”
のつもりでも
本当は”自分の楽”の為になっていないか・・・

大人がその権威を振るって
子どもの行動を規制するのは簡単

でも止めようと思ってる子どものその行動の意味を
子ども自身に考えさせて
自らの判断で
やってもいいのか
やめるべきなのかを
選択できることが大切なのではないでしょうか

色々と思わしくない男性との結婚を考えている女性に
「そんな男は良くないからやめときなさい」
と頭ごなしに伝える
でもこれはあくまで発信者の意見
否定されても「この人がいい」と思い込んでる状態の時には
何を言っても、むしろ逆に頑なになってしまうのではないでしょうか

相手の良いところや嫌だなと思う所を
一つ一つ聞いていってみる
人にはそれぞれ考え方がある
その人が思う良いところと嫌だなと思うことについて
自分の意見を伝えるのはいいと思う
そういったやり取りを通して
本人の気持ちを再確認していき
本人に自分で気付きを与えることが
必要なのではないでしょうか

子どもに対しても
子どもがどう考えているのか
確認してあげる余裕が持てるといいですね

子どもの困った行動に対して
自分がストレスを感じて
それを抑制して自分が楽になりたいのに
「あなたの為に言ってるのよ」と言っても
子どもには響かないと思います

その行動を続けていると
”あなたが困ることになるのよ。だからやめた方がいいのよ”
ということを根底に置いて向き合うことが大切かなと思います

(直接的にすぐに自身が死傷する・相手を死傷させることに関しては
 大人の権威を使ってでも、即制止することは大切です)

やめさせたいだけではなく
これをやらせたい・できるようにしたいと思うときも一緒で

その子の為を本当に思うなら
その時の気持ちも優先して”やらせる”じゃなく
”やりたくなる”ように伝えてあげると子どもも嬉しいと思います

大人が全て正しい訳ではないと私は思います
子どもは経験が少ないから先を予測したり見通すことが難しい
なので経験者である大人が先を見据えて諭すことは大切

でも、その時その瞬間の子どもの気持ちも大切にしてあげたい

経験不足で先が見えないからこそ
現時点でそれを見えるようにしてあげる努力ができるといいですね
(今はアップデートの激しい時代で
 大人よりむしろ子どもの方が新しい情報を掴んでいるということも
 多々あると思いますので
 子どもから学ぶ謙虚さも大切かなと思います)

感性はそれぞれですから
自分の善し悪しの判断が
そのまま相手の善し悪しにならないこともあります


相手の善し悪しを基準に考えてあげて
その上で”あなたの為”を伝えられるといいですね

でもわかっていても
これが難しいんですよね

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