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謙遜したってあまり良いことないよね、という話

謙遜。
よくやってしまうことだ。

  • 自分は頭が悪いから

  • 自分は能力がないから

  • 自分はそんな大層な人間じゃないから

なんてよく言ってしまうんですよね。
さっきもそんなことを言ってしまった。

同僚に、「次期○○はあなただろうからね」

なんて言われて、「いやいや、僕には力不足ですよ」

なんてことを言ってしまった。
日本人って謙遜しがちじゃないですか。

僕ってその典型で、謙遜しまくっちゃうんですよね。
単純に自信がないからというのもあるけど、謙遜するのが当たり前の自分でいたから、もう癖で謙遜しちゃうんですよね。

よくないですね。
謙遜には『良い謙遜』と『悪い謙遜』がありますからね。

地位が高い人がやる謙遜は良いんですよ。
たとえば、社長が部下に対して言う謙遜とかね。国王が民衆に言う謙遜とかね。

明らかなる上の立場の人が謙遜するならいいんですけどね。
地位が高い人が謙遜すると、なんとなく親近感を覚えたり、単純にギャグになったりしますしね。

ただ、地位の低い人が言っちゃだめですよね。

一般の平社員が、「自分にはそんな力はないから…」

なんて言ったら、「あぁ、そうですか(それくらいの力なんですね…)」

なんて思われて終わりです。
だれも、

「いやいや、そんなことはないですよ!」
「君は充分能力のある人間ですよ!!」
「自分の力に自信を持っていいんだよ!!」

なんて言ってくれる奇特な人なんていないんです。
だから、自分を卑下するような謙遜はとてつもなく有害です。

まぁね、もちろんだからといって、

「そうですね!自分の力ならそれくらいのことは楽勝でできるでしょうね!!」

なんて自分を過大評価してもよくない。
単純にこんな人、嫌われそうですしね。

でもどうなんだろうな。
こういった自信過剰でいれば、それはそれで能力もつきそうな気もしますね。

少なくとも自信がまったくなくて、何事にも消極的でいるような人よりは自信過剰で何事もチャレンジするような人の方が、結果的に能力上がりそうですよね。



んで、謙遜ですね。
謙遜なんてすることないですよね。

たいていの人はそんなに『みんなが認めるほど地位の高い人』でいる確率は低いですからね。
だから、基本謙遜はしなくていいです。

というか、謙遜する人がいてその人に、

「そんなことないよ!!」

って慰めるようなことをいう一連の流れ自体が面倒ですものね。

謙遜、だめ、絶対。

謙遜しそうになったら、まだ黙っていた方が良いかもしれませんね。

お疲れさまでした。

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