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エイプリルフールについて

4月1日。
エイプリルフールだ。

エイプリルフールは嘘をついてもいい日。

嘘なんて、日常的にみんなついてるじゃん。

なんてこともおもうが、今日は普段ついてはいけないような大げさな嘘も、盛大についていい日。

SNSでは、アイドルたちが今年も、
「結婚しました!!」
なんて嘘をついているのだろうか。

そして、それに呼応するように、
「驚きました!!」
「泣きそうになったよ!!」
「そんな嘘をつく〇〇もかわいい!!」

なんてリプで溢れかえっているのだろうか。
無情だ。無明だ。諸法無我だ。

しかし、なんでそんな日ができたのだろうか。

気になって調べたが、いわゆる諸説ありだ。
これといった確証的な由来は見当たらなかった。

そして、そのいくつかある諸説を読んだところで、

「…どゆこと?」

となるものが多かった。

まぁ、せっかく調べたので、諸説あるエイプリルフールの由来をピックアップして紹介します。

フランスのシャルルさんに反発して

その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた[4]

Wikipedia

偉い人が急に決めた新年が、気に食わなかったらしい。

しかし、ヨーロッパの昔の新年が、3/25というのはどうなんだ?

覚えづらいやん。

シャルルさんの採用した、1/1が新年の方がわかりやすいよね。
なんてことも思う。

まぁ、どんな時も保守派はいるということだ。
そして、改革には反発がつきものなんだ。

インドの修行僧から

インドの仏教徒は春分の日から3月31日までの間、厳しい修行をするという。しかし、せっかくの厳しい修行で捨てた煩悩も、4月1日になって俗世界に戻れば、再び煩悩にさいなまれる……。修行の末、悟りの境地に達しても、無駄になって元の木阿弥になってしまう、ということから「揶揄節(やゆせつ)」と呼ばれ、修行僧たちは世間からからかわれたのだとか。それがエイプリルフールになったとされる。

SKYWORD

修行僧が、4/1に俗世界に戻り、再び煩悩にまみれる。

「あいつ、修行したくせに意味ないじゃん!笑」

とからかわれるのは分かる。
が、なぜそれが嘘をついていい日に変わるのだろう?

少し分からない。

修行僧が俗世界にまみれて、煩悩にさいなまれていても、

「…私は悟りを開いたのだ!」

と嘘を言ったというのなら分かる。
もしかして、そうゆうことなのだろうか?

少しだけ謎が残る。

シズダベダール!

●古代ペルシャ発祥で、今も行われている「シズダベダール」というお祭りが原型という説。「嘘の13日目」といって、春分から数えて13日目である4月1日前後に、いたずらをする習慣があったそうです。

じゃらんニュース

いいですね。
シンプルでわかりやすい。

古代ペルシャのイタズラするお祭りから、ということ。

なによりもお祭りの名前がいい。

『シズダベダール!』 

ハリー・ポッターの呪文っぽくて良いですよね。

効果は、「相手がベタベタになる」とかですかね。

何にせよ、やはり、由来としてかなり分かりやすいので、僕はこの説が好きです。

今日、嘘はつきましたか?

さて、あなたは今日、嘘を付きましたか?

嘘をついていい日でも、あまり人が傷つくような嘘はつかないほうがいいですよね。

ドラえもんのしずかちゃんも、こんなことを言っています。

親切な嘘とはなにか。

結論。

『嘘はほどほどに』

です。

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