見出し画像

5歳の息子が考えたヒーロー名がアウト

5歳の息子が考えたヒーロー名がすごい。

その名も、

穴マン

…すごいですよね。
強いです。このヒーローは絶対強い。

負けませんよね。
絶対に負けない。

きっと負けたとしてもそれを覆すほどの強さがありそうです。
だって『穴マン』ですもん。

初めて聞いたときは抱腹が絶倒しました。
我が息子ながらセンスが爆発しとんな、と思いました。

先ほどその名付け親とお風呂に入ったんですが、お風呂上がりに穴マンの必殺技を喰らいました。

必殺技は、

穴を押し付ける

です。

最高ですね。
どんな悪でもこれには敵いませんよね。きっと。

みんな逃げ出しますよね。
穴を押し付けられたら、地獄の鬼たちも泣いて逃げ出しますよね。

怖いですね。
だれよりも強くて、だれよりも悪魔。

それが『穴マン』です。


…いや、でもこれくらいの息子ってホントに自由な発想するなって思います。
ホントに大人が思いつかないこと考えますよね。

大人が、

「…いや、これはちょっとコンプライアンス的にまずいだろ…」

っていう考えがありませんからね。

ある意味治外法権ですよね。
踏みとどまるってことがないですからね。こういった年の子供っていうのは。

しかしね、どうやら5歳くらいにはクリエイティブ力って誰もが持っているらしいんですよ。
だけど、10代後半くらいになるとそのクリエイティビティってのは、どんどんなくなっていく。

この場合は悪い意味で型にハマってしまうんでしょうね。
違う言い方をするのであれば、世間に染まってしまう。

大人になればもっと自由になれると思っていたんですけどね。
子供の頃に出来ないことって、大人になればできるようになるから、大人ってもっと自由なもんだと思ってましたよね。

でも、考えからして自由じゃない。
大人は型にハマりすぎてつまらないものです。

だけど、穴マンは自由ですよね。
絶対自由。いいな、穴マン。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。