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書くアウトプットと喋るアウトプットはどちらが優秀か【スピードorパワー】
「記憶に定着させるには、インプットよりアウトプットが大事」
よく言われているこの言葉。
聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
たとえば、本をただ読んでいるよりも、読んだ本の感想を誰かに話すほうが、自分の記憶に残りやすい、ということ。
この理屈はわかります。
ただ本を読むだけより、読んだ本の感想を誰かに話すほうが、単純に頭を使いますからね。
読んだ本の内容が頭にまず入っていなければ、誰かに話すこともできないですし。
だから、インプットよりアウトプットが大事だと言われているんです。
アウトプットって、書くか喋るかしかないよね
では、アウトプットの方法とはどんなものがあるのでしょうか?
これを考えた時、僕は2つしか思いつきませんでした。
アウトプットの方法は、
文章にする
言葉にして喋る
しかないですよね?
うん、大まかに分けると、アウトプット方法って2つしかないんです。
もちろん、どんな書き方するか、どんな喋り方をするかが大事だとは思いますが、結局アウトプット方法って、2つだけなんですよ。
こう考えると意外とシンプルですよね。
自分がやるべき方法がわかりやすい。
ではどちらが、よりアウトプットとして、優秀な方法なのか。
僕なりに考えてみました。
喋るアウトプットはスピードタイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1658758839129-ifMSoqyGW6.jpg?width=1200)
喋るアウトプットは即座に記憶に定着しやすいです。
いうなれば、喋るアウトプットはスピードタイプ。
文章を書くときもそうですが、喋っている時の脳って凄い疲れませんか?
「次は何を話そうか?」
「どんな話し方をすれば、相手にわかってもらえるだろうか?」
こんな事をコンマ何秒かで、頭の中で瞬時に考えているってすごくないですか?
喋ることって、ほぼ反射神経ですよね。
だから、喋るアウトプットってスピードタイプじゃないかと思うんです。
「すぐに記憶に残したい!」
というのであれば、スピード重視の喋るアウトプットを選びましょう。
「話す人がいないんです!」
こんな事を思う人もいますよね。
確かに、自分の考えを黙って聞いてくれる人なんて、なかなかいない。
僕のように人に気を使って疲れているタイプ。
最近よく言う、『繊細さん』などは、なかなか自分の考えを誰かに話すなんてことができない人もいますよね。
そんな時は、ひとりごとで良いと思います。
ひとりごとでもそれは、立派なアウトプットになって、記憶に定着します。
たまにいませんかね?職場で、
「あぁ、そっか!これはこうこうこうすればいいのか!」
なんてひとりごとを喋っている人が。
あれって、その人なりに考えを頭の中で整理して、喋っているんですよね。
だから、そんな人は、その気付きが頭に残りやすい。
いうなれば、瞬時にアウトプットしているってことです。
「周りが気になるから、ひとりごとなんて言うの嫌だよ!」
と思う人もいますよね。
なら、その時は、誰もいないときにひとりごとを言いましょう。
僕も周りが気になるタイプなので、その気持ちはわかります。
だから、僕は完全に一人きりの状況で、ひとりごとをすることが多いです。
具体的にどんな場所でひとりごとをしているかというと、車の中です。
僕は、通勤や帰りの車の中で、ひたすらひとりごとを喋っています。
これ、割りと良いアウトプットになるんで、おすすめです。
周りに誰もいなければ、恥ずかしいこともありませんしね。
書くアウトプットはパワータイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1658759032629-uKXd5jB8Cq.png?width=1200)
では、書くアウトプットの方はどうでしょうか?
僕が思うに、書くアウトプットはパワータイプです。
即効性はないですが、長時間記憶に残るのは、こちらではないかと思います。
なぜ書くのが、長時間記憶に残るのか。
それは、喋るよりも書くほうが、頭の回転のスピードを下げられるからです。
喋ることは前述した通り、スピード重視。
どんな話し方をすれば、相手に伝わるのかを瞬時に考えなければいけないため、脳もフル回転。
そのため、悪い言い方をすれば、『浅い考え』になることが多いです。
その点、書くことは、頭の回転を下げることができる。
どうしたって、書く方が喋るより遅くなってしまいますしね。
頭の回転を下げることによって、脳がゆっくり考えをまとめることができる。
なので、書くことは、『深い考え』になるんです。
深い考えは、浅い考えよりも記憶に長時間残りやすくなる。
物事を考えている時間が、単純に長くなるのだから、当たり前といえば、当たり前ですよね。
パソコン入力よりも手書き
書くことでアウトプットをしたい人は、できればパソコン入力よりも手書きのほうがいいです。
なぜなら、手書きのほうが脳への刺激が強いから。
書くことで、脳に刺激を与えれば、その分脳が活性化する。
活性化すれば、記憶もその分定着しやすくなるんです。
以下で、脳科学教育研究所所長、桑原清史郎さんのブログを紹介します。
「文字を書くときには、指先を繊細に動かすために、脳はと
ても集中します。脳の神経細胞・ニューロンは、標的細胞に
向かって伸びるので、その集中がいいんですね。
これがパソコンやスマホ・携帯電話と大きく違うところです。
パソコンのキーボードを打つときに、指先に繊細な命令を送
ることはしないので、脳への刺激が少ないんです。
時間があって、記憶をより長時間定着させたい人は、パワータイプの書くアウトプットをおすすめします。
スピードタイプかパワータイプか
スピードタイプの喋るアウトプットを選ぶか、
パワータイプの書くアウトプットを選ぶかは人それぞれです。
そもそも、どちらか二者択一ってわけでもないので、必要に応じて使い分ければ良いのでないかと思います。
ちなみに僕は、スピードタイプの喋るアウトプットを使うことが多いです。
ひとりごとが多いってことですね。
最初は周りに人がいないときにだけ、ひとりごとをしていたのですが、最近は周りに人がいても、ひとりごとをしていることが多い。
これは、よくない。気持ち悪がられてしまう。
昔、僕が思ってましたもん。
ひとりごとが多い人に、
「こいつのひとりごとうっざ!」
って。
でも、いいか。誰がどう思おうが、知ったことではないのです。
自分が成長するために必要なことは、
『他人の目を気にしない』
です。
これからも、他人の目を気にせずひとりごとでアウトプットは続けます。
「お前のひとりごと、うっさいんじゃボケ!」
と誰かにキレられたら、少し控えるようにします。
怖いなぁもう…。
ではまた。
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