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子供のクリエイティブ力には勝てない

息子が拾ってきたクワガタが死んだことを最近書いた。
そのクワガタの名前が『キッスン』だった。

そして、今日はカタツムリを見つけて拾ってきた。
カタツムリの名前は『るーりん』だそうだ。

…いや、なんだそのセンス。
わからん。どこから聞いて、どこから覚えてきた言葉なのか。

どうやらよく聞いたらクワガタの名前はいつも見ているYouTuberが言っていたそうだ。
『るーりん』はよくわからない。

それにしてもこの年(4歳)の子供の考えていることは不思議だ。
名付けでもそう思うし、話を聞いていると本当によくわからないときがある。

この前は『透明なパソコンがあってその名前はVRパソコン』だと言っていた。
VRがなにかというと、バーチャルリアリティではない。息子いわく、VRという名前がつくとなんでもできるようになるというのだ。

VRパソコンは絶対に壊れない。
VRパソコンを使うと空を飛べるようになる。

VRパソコンを手に入れるには、ブラックホールを5つ手に入れないといけない。
ブラックホールを手に入れるには…なんだっけ?忘れてしまった。

そう、わけわからないんです。
ゲームで覚えたことなのかと思って聞いたらそうじゃないと。

YouTubeで覚えたことなのかと言うと、そうではないと。
いや、ぶっ飛んでますよね。不思議ちゃんですよね。

これくらいの子供ってのは、妄想で動いている、なんてのを聞いたことがあるから家の息子もそうなのだろう。

なんかね、こういった息子を見ていると、自分って小さく収まってしまっているよな、とか思うんですよ。

多分自分だったら、クワガタにはクワガタっぽい名前をつけるし、
カタツムリにはカタツムリっぽい名前をつけるでしょう。

…あえてここで僕が考えるクワガタの名前を書いてみよう。

『クワタくん』

ほら、想像できるくらいの名前しかつけられないんですよ。

じゃあカタツムリは?

『カタオカさん』

ほら、想像できるでしょ?つまらないでしょ?

子供の想像力はすごいです。
クリエイティブ力だけでいえば、子供には完敗しますよね。


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