器の広さが試されるとき
人には器の広さというのがある。
しかし、器って何かなと思う。
器が広いとは
『小さいことをいちいち気にせず、心が広い人』
なんてイメージですよね。
良い人、寛容な人、なんてイメージもありますかね。
まぁ、悪いイメージはないですよ。
器が広い人というのは、なんとなくで良いイメージがあります。
じゃあ、器が小さい人って?
器が小さい人というのは、
小さいことを気にしてばかりの人
いつもなにかにイライラしている人
他人のミスに厳しい人
なんてイメージですかね。
多分、こんな感じ。
あまり良いイメージはないですね。
出来れば、器が広い人でいたいもんです。
先日、僕の仕事の同僚が、ミスった。
毎日やっている作業をおろそかにして、各所に大きな迷惑をかけてしまった。
まぁ、ミスりますよ。
毎日やっていることとはいえ、人間ですもの、ミスるのはしょうがない。
こんなことをいうと、僕が寛容で心が広い人と思われるかもしれないが、断じて違う。
ミスる人の気持ちがわかるから。ミスる側の人間だから、他人事と思えないんですよね。
それで、こういった時って上司はどんな対応をするか。
とりあえず、部下がミスったのは、上司の責任でもあるじゃないですか。
監督不行き届き、とでもいうんでしょうか。
部下がミスったのは、上司にも責任があることになる。
しかし、僕の上司はそうじゃなかった。
部下のミスを完全に知らんとして、各所(取引先)に謝罪の一つもしなかった。
いや、さすがに違うだろ、と。
それは部下を持つ身として、さすがに間違ったありかただろ、と思いました。
まぁね、もちろんミスったのは、部下ですよ。
しかし、グループの一家の長である上司がこういった時こそ、しっかり対応するのが大事だろと。
いやね、結局損をするのは、上司なんですよ。
こういった時にきちんとした対応をすることで、
部下からの信頼も上がる
各所(取引先)の信頼が下がる可能性を減らせる
に繋がるわけですからね。
いや、損しているよ、と。
上司さん、あなた、結局損をしているよ、と。
器が小さいのかな、と。
言い方は悪いが、彼は器が小さいのかな、と思いました。
これだけでいいんですよね。
これだけ。
反省はもちろん必要ですが、これだけなんですよ。
失敗をしたときは、これだけやっていればいい。
部下を持つ上司もそう。
どうすれば部下が失敗しないかを、とりあえず仮でもいいから実行する。
間違っていてもいいですよね。
仮で実行すればいいだけ。間違ってたら、また別の方法を実行するだけ。
…なんてね、ただの平社員がこんなことを言ってもしょうがない。
彼は彼で大変なんだろう。部下だって、しっかり言うことを聞く人だけではないからね。
ただ、こういった時こそ、器を試される時だというのは間違いない。
気を付けよう。
ミスもしないように、適切な対応ができるように。
ありがとうございました。
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