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人混み恐怖症として生きてきて

人混み。
どうですかね。あなたは好きですかね。

好きな人、あまりいないですよね。
僕もそうです。人混みはあまり好きじゃない。

だけど、昔から都会へのあこがれというものもあるからややこしい。

そもそも、人混みが嫌いな理由って僕の場合は少し違うんですよ。
普通なら人混みが嫌いな理由って、

  • 疲れる

  • 何をするにも時間がかかる

  • イライラするから

なんて理由なんでしょうけど、僕の場合って違うんですよね。
いや、正確には今はかなりその症状は抑えられているんだけど。

んで、僕が人混みを嫌いな理由って、

「他人の目が極端に気になるから」

だったんですよね。

そりゃみんな他人の目が気になるってのはわかるけど、僕のは極端に気になっていた。
僕の場合、人混みの全員が自分のことを見ているんじゃないか。

人混みの全員が自分のことを見て、おかしいと思っているんじゃないか。
誰かが笑っているところを見たら、自分が笑われているんじゃないか。

なんて、本気で思っていた。
多分少し、というかかなり病んでいたんでしょう。

おそらく病名はあるだろう。
HSPというか、そうゆう性格的な問題じゃない、ちゃんとした病名があるものだったと思う。

こんな状態でいると、人混みは地獄です。
なんせ人混みの全員が自分のことを見て笑っていると思っているんだから、わずかばかりでもそんな場所にいたら、一瞬で精神崩壊してしまう。

しかし、そんな状態でもいても自分がおかしいとは思わないんですよね。
自分がおかしい状態に入り込んでいると、わからなくなる。

いくら端から見てもおかしくても、自分がそんな状態でいると気付けないんですよね。

ただ、最近はその傾向がかなり収まってきた。
収まった理由は色々あると思うが、一番の理由は自分を変えようと思ったから、の一言になる。

良かった。
運良く人生の中盤で、自分のおかしさに気づけて。

今日も地元のお祭りで人混みに紛れてきた。
疲れたが、以前の疲れとは違う爽快感さえある。

良かった。
他人の目が気になる、はどうやら改善できるようだ。

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