見出し画像

マクラーレンMP4/4を作った。

誕生日を迎え、妻から何が欲しいかを聞かれたので、即答でレゴブロックのマクラーレンMP4/4をお願いした。

マクラーレンMP4/4とは、F1世界選手権の1988年シーズンを戦ったマシンで、アイルトン・セナとアラン・プロストが駆り、全16戦中15勝という無敵の強さを誇って、アイルトン・セナが自身初のドライバーズ・チャンピオンに輝いたマシンだ。

インターネットで色々と物色している時に偶然見つけたもので、過去の記事にもあるように、マクラーレン・セナを妻からプレゼントされて作ったことがあるので、並べて遊ぶのにちょうど良いと思った。

届いた箱を、早速観察してみる。

箱の表面
箱の裏面

箱の長さが40cm近くあって迫力があるので、段ボール箱から出した瞬間、思わず「おー!」と箱を高く掲げてしまった。

当然ながら他の玩具と同様、「Marlboro」の文字はどこにも無い。とても残念。

ただ、どこにも文字は無くともパッと見てそれだと分かるカラーリングは改めて凄い。最近の、何が書いてあるのかよく分からない複雑極まりないマシンカラーは、考え直した方が良いと思う。

箱の中身を確認する。

説明書
ステッカー

まずは説明書とステッカーを取り出す。

自分のは大丈夫だったが、中身のボリュームの割に箱が大きめで中が結構スカスカなので、個体によっては説明書やステッカーが部品袋に押されて折れたりヨレたりしているものがあるかもしれない。

説明書をめくってみる。

最初に広告のページがあって、次をめくると「BUILDING A LEGEND」の文字と実車の写真が載っていた。

ローアングルからの構図でとてもカッコいいと思って眺めていたら、表紙の写真と同じアングルだと気付いた。

完成させて同じ角度から眺めてみたいと思って、俄然やる気が湧いた。

説明書の中身

ページをパラパラとめくると、3Dデータをそのまま使った感じの、個人的には少し見にくい組立説明が続いていたが、一点、面白いと思ったのが、各ページの下側にある進捗を示すマークだ。

進捗を教えてくれるセナ

セナがトコトコ歩いていて、全体のどの辺まで組めたのかを示しているのだ。遊び心があってかわいい。

パーツ類を取り出す。

パーツには番号が振られていて、1番から袋を開けて組み立てるようになっている。タイヤも既に組んであり、初心者にやさしい。

早速、1番から組んでいく。

説明書で一番最初に組むことになっているのは「アイルトン・セナ」だ。

レゴを組んでいて、よく考えられているなと思う点がいくつもあるが、その一つが人形だ。

人形には表情が印刷されているが、違う表情にするために、頭の部品の前後に表情が印刷されているのだ。

前側の表情
後ろ側の表情

後ろ側の表情は、髪の毛の部品やヘルメットの部品を被せると隠れるようになっていて、前後に顔がある妖怪のような状態にはならない。

アイルトン・セナ
ヘルメット装着状態

あっさり完成。なぜか透明バイザー部品が2個入っていた。予備だろうか?

たまたま説明書の1番目がセナの組み立てだったが、そうでなくても1番に組んでやりたいと思うことがあった。

それが、「マクラーレン・セナに乗せる」だ。

妻にお願いする前にサイズ感を確認して、同じ大きさであることを確認していたので、その時からずっと、乗せてみるとどうなるのかを試してみたかったのだ。

アイルトン・セナをマクラーレン・セナに乗せてみると…

セナ、小っさ!(笑)
子供が運転席に座っている。

ドアを閉めてみると…

やっぱり子供(笑)
間違いなく、前が見えてない。

別アングルから

車に乗っているというより、乗せてもらっている感が強い。

ただ、現実では起こり得ない、マクラーレン・セナにアイルトン・セナが乗るということは達成できた。

MP4/4の完成形もマクラーレン・セナとサイズは同じなので、完成後にセナを乗せた時に、ちゃんとバランス良く収まるのか、ちょっと心配になってきた。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?