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4度目のスーパーGT観戦。

スーパーGT Round3 鈴鹿450km。

台風の影響で各地が大雨に見舞われた週となったが、開催された土・日は青空が広がって好天に恵まれた。

例年と同じく決勝日帰りプランで、日曜の朝に家を出た。

白子駅に着き、ビールを調達してバス停に行くと、ちょうどバスが出てしまったところで、思いの外待つことになった。

それでも、いつもより早い特急に乗ったこともあって、12時にサーキットに着いた。

ゲートの売店で公式プログラムを入手してサーキットの方へ向かうと、決勝前のウォームアップ走行がちょうど始まった頃だった。

エクゾーストノートが空に轟いていて、テンションがグッと上がる。

音量の規制があるかは知らないが、もっとも身体にズンッと響いて来るのは、GT300が搭載しているトヨタ系V8エンジンだ。

そして同じくV8エンジンだが、少し音色が高いメルセデスAMGが次に身体に響き、ランボルギーニのV10とBMWの直6は快音だ。

GT500は規定により全て直4ターボを搭載しているが、耳栓無しでもずっと見ていられるくらいの静かさだ。

ハイパワーのトップカテゴリーだけあって、直4ながらなかなか良い音だし、まるでジェットエンジンの様なヒューンと高周波のタービン音もカッコいい。

昼食を調達する前に、各ブースを見て回ることにした。

ブリヂストンのブースに行くと、イカツイ顔をした車が置いてあったので、思わず写真を撮った。

SARD SUPRA 90

サードが手掛けたチューンドカー(コンプリートカーは国内限定20台らしい)で、どことなくMC8Rと似たような雰囲気を感じるのが面白い。

またこういう車がル・マンを走るようになったらいいのにと思った。

ホンダのブースに行くと、Modulo NSX-GTが置いてあった。

すごく細いスポークのホイールから覗くブレーキが、めちゃくちゃカッコいい。

トヨタのブースに行くと、今井優杏さんがステージの上でビンゴか何かをしていて、展示車両はノーマークで誰もいなかったので、チャンスとばかりに写真を撮りまくった。

WECに参戦しているトヨタのマシンとよく似たデザインのホイールを履いていた。

トークショーを横目に、お向かいのスバルブースに行く。

このマシンは、いつ見てもブルーがとても美しい。

今回撮った写真を見返すと、自分はカナードフェチだと思っていたが、ブレーキの写真の方が多かった。そう言えば、お気に入りの腕時計もディスクブレーキを模したものだったな…

スバルの裏にはニッサンのブースがあって、XANAVI NISMO Zが置いてあった。

2007年のマシンだが、今のマシンと比べると色々と違う点が多い。

大きいところでは、右ハンドルであること、リアウィングを下から支えていることがあり、細かな点はカナードの少なさやラテラルダクトのシンプルさなどがある。

一通り展示車両を見て回ってからグッズショップに寄ると、坂東マサ監督が昨年被っていたキャップが置いてあった。

ずっと欲しいと思っていたもので、ネット価格と同じだったので、今買ってもいいなと悩んだが、もう少し考える事にした。

お昼ご飯に、奮発してとんかつカレー(たしか1,300円ほど)を買い、座席に向かった。

指定席にたどり着いて最初に思ったのは、「ここ、メチャメチャ良いやん!」

日陰で適度に風があって、フェンスや応援団の旗も気にならず、最終コーナーから1コーナーまで見渡せる。

もちろんピットも端から端まで見えて、3基ある大型モニターの内2つがよく見えて、ピエール北川さんの声もよく聞こえる。

座席も背もたれがあり、映画館の座席の様にドリンクホルダーもある。

VIP的なチケットを除いて、普通の観戦席としては最も高価だが、それだけの価値は十分にあると思った。

座席を予約する時点で、左右に予約が入っていない席を選んだが、それが上手くいって両隣がいなかったのも良かった。

カレーを食べながら、ビールを飲む。

休日の昼間からこれだけでも幸せなのに、目の前にはサーキットがあり、大好きなレーシングカー達が全力でレースを繰り広げる。

最高!

とんかつカレーは高かったが、お肉が柔らかくて美味しかったし、炭酸用水筒に移したビールも冷えたままで、食後にポテチの小袋を食べながら、全て飲み干してしまった。

各マシンがピットを離れてスターティンググリッドに向かい始めたので、スマホを構えて動画や写真を撮った。

GT300クラスのポールポジション、61号車が来ると拍手が湧き起こった。現地観戦で大好きな瞬間。

GT500クラスのポールポジション、36号車は燃料をセーブするためか、すごく時間をかけてグリッドに戻って来たので、ピエールさんから「さすがに時間かけすぎでしょ!」とツッコまれていた。

国歌演奏の後、パレードラップが始まった。

写真を撮り忘れたが、白バイとパトカーがハイビームでサイレンを鳴らしながら最終コーナーを回ってくる様は、西部警察を思い出させる。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum

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