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2度目のスーパーフォーミュラ観戦

2024年シーズン最初の国内最高峰モータースポーツとなる、鈴鹿2&4に行った。

今年はF1の開催が春になった関係で開幕が早まり、気温の低い状態での開催となった。

スーパーフォーミュラは、以前の記事の通り昨年末に最終戦を観たが、二輪のレースは初めての経験だったので、とても楽しみにしていた。

そして、スーパーフォーミュラの方も見どころは満載で、個人的注目点は「Juju選手、無事に完走なるか?」と「山本選手、おかえり!」の2点だ。

近鉄特急に乗って白子駅に到着すると、駅舎に少しレーシーな部分があることに初めて気付いた。

白子駅のレーシーな部分

近鉄アーバンライナーは、以前は無かったと記憶しているコンセントが付いていて、スマホバッテリーの減りを気にする必要が無くなった点がありがたかった。

鈴鹿サーキット行き直通バスの最終にギリギリで間に合って、無事に鈴鹿サーキットに辿り着いた。

少し寒いが、良い天気だ。

サーキット脇に到着すると、ちょうど「永遠のライバル対決」をやっている最中で、脇阪寿一監督と本山哲監督が白と黒のGR86にそれぞれ乗り込み、サーキットを駆けていた。

当たりそうで当たらない絶妙な攻めを見せる二人の走りに「流石だなー」と思いながら、イベントブースへ移動した。

グランドスタンド

グランドスタンド裏では、Juju選手がお出迎えしてくれた。

Juju選手

山本選手も撮影する。

山本選手と佐藤選手

イベントブースを見て回る。

色んなマシンが展示してあったが、個人的に気になったのは以下の2台。

LAWSON IMPUL FN-06

松田次生選手が2年連続チャンピオンに輝いた、フォーミュラニッポンのマシン「FN-06」。

トヨタGR010ハイブリッド

平川亮選手がル・マンを制した時のマシン、GR010ハイブリッド。

他にも二輪のマシンがたくさん置いてあったが、どれも次々に人が跨っていたので、撮影のチャンスが無かった。

唯一撮れた日本郵便のマシン(詳しくは知らない)を挙げておく。

日本郵便のマシン(たぶんCBR)

JSB1000の決勝開始が迫って来たので、指定席へと向かった。

今回の席はかなり上段で、日陰な上に風が強くてかなり寒かった。

スターティンググリッドに並ぶマシンの写真を撮るが、すぐに手が悴んで指先が痛くなった。

場内放送を聴こうと「Race Now!」を立ち上げるが、タイミングモニタは動くものの、音声が一向に聞こえない。

何度か試したがダメだったので、Youtubeを使うことにした。

レースが始まる。

レッドシグナルがブラックアウトして、一斉に各車がスタートし、1コーナーに飛び込んでいく。

トップを行くドゥカティのストレートスピードが異様に速く、他のマシンが付いていくのに精一杯の感じだ。

最終コーナーから立ち上がって、目の前をマシンたちが通り過ぎていくが、四輪より速く感じた。

トップがリードを広げにかかるが、3周目にアクシデントが発生した。

映像が出なかったので詳細は不明だが、最終コーナーで渡辺一樹選手が飛び出してしまったようで、赤旗になってしまった。

各車ピットに戻り、再会を待った。

渡辺選手の安否は不明なままレース再開が告げられ、周回数の減算無しに最初からやり直すことになった。

マシンが再びコースインし、グリッドに並ぶ。

再スタート前

この後にもビッグレースが控えているのに、周回数減算無しでまた一からレースが見られるのは大サービスだなと思いながら、スタートの瞬間を待った。

各車グリッドにつく。緊張の瞬間。

再スタートが切られ、マシンたちが一斉にグリッドから飛び出していく。

ドゥカティの水野涼選手が出遅れて4番手に後退したが、西ストレートで前の3台を一気にパスして、その速さに皆が驚いた。

赤旗前と似たような展開になったが、違う点はトップを行く水野選手に、ヤマハの中須賀克行選手が食らい付いている点だ。

2台は後続を徐々に引き離しながら周回を重ねていく。

14周のレースが半ばを過ぎた頃に、中須賀選手が水野選手をパスしトップに立った。

水野選手は離されないようについて行くのが精一杯のように見えた。

レースも残り3周となったところで、ヨシムラの渥美心選手が転倒してしまう。

ここでセーフティカーが入り、ラストは超スプリントレースになるかと思われたが、セーフティカーラン中にもう1人転倒してしまい、赤旗終了となった。

ドゥカティのトップスピードは、スリップストリームに入ってはいたものの、西ストレートで309km/hを記録したようで、SFのトップスピードは287km/hくらいだったので、二輪の方が速いのかととても驚いた。

しかもJSB1000は、MotoGPのようなレース専用マシンではなく市販車ベースなのだから、さらに驚きだ。

結果的には、JSB1000クラスで12回もチャンピオンを獲っている絶対王者の中須賀選手が勝ったが、ドゥカティのストレートスピードは驚異的だったので、チャンピオン争いがどうなるのかが気になって、次戦も見たくなった。

二輪のレースにすっかり魅了されたところで、一旦お昼を食べに席を外した。

あまりの寒さに身体を動かしたかったのと、風の弱い所で昼食を食べたかった。

JSB1000の決勝終了とSFの決勝開始の時間が近いことを事前にチェックしていたので、先に駅弁とビールを買っておいた。

ランチバッグは、先日の東京出張で入手したタミヤのトートバッグだ。

タミヤのトートバッグ

寒過ぎてお弁当の写真を撮り忘れたが、チキン南蛮弁当を駅で買っておいた。

立食テーブルで震えながら食べる。風が無いだけマシだが、寒い。

アルコールを入れたら少しは温まるかも?と思ってビールも飲んだが、全然温まらないし、酔いもしなかった。

もう少し身体を動かしておこうと思い、ブースを見て回った。

SFgoのブースでドライバーの似顔絵と各ラウンド限定のアクリルキーホルダーが売っていたので、それぞれを買ってバッグにぶら下げた。選んだドライバーは山本尚貴選手だ。

アクリルキーホルダー

あまりに寒いので、席に戻るのを躊躇うほどだったが、山本選手とJuju選手を応援するために、意を決して自分の席へと戻ることにした。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum

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