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【映画感想文】THE MARVELS ※ネタバレあり

こんにちは、こしぇるです!

今日は映画感想文です!ネタバレ有りなので、ご注意ください。



公開初日の一発目を見るのは、何年ぶりだろうというマーベル作品。
エンドゲームまでは、初日のレイトショーで見ていたけれど、久々に一発目で見れる楽しみとワクワクを味わうことができた。
しかも1番後ろの真ん中の特等席で。

ここ最近というか、フェーズ4のマーベル作品は、新しいヒーローが出てきて、フレッシュな感じはあったけれども、死との向き合いもあったから、かなりメンタル的にくる部分もあった。
何も考えず見ていた昔のマーベル作品が懐かしいと思えるほどに。

そう思っていた私には、今回の映画は私の中でのマーベル作品の下火な感じが、少しだけ火力を増した。
なんというか、酷な場面はあったけれども、比較的軽い気持ちで見ることができて、初心に戻してくれたような作品だった。

今までのマーベル作品では、最強で完璧なマーベル姉さんだけれども、彼女自身時が止まっていたんだなと思った。
こんなに強くて、非の打ち所がない人でもだ。

キャプテンマーベルの映画で、スクラル人との絆はできたけれども、宇宙に旅立った後の彼女の歩みは、全てがうまくいっていたわけではなく、どんなに完璧に見える人でも絶対はないのだと、再認識させられた。

良かれと思ったことでも、結果的に争いの種になってしまう虚しさで、長い間苦しんでいたんだなと思うと胸が苦しくなった。

そこに、モニカとカマラが交錯することで、やっと動き出した感じがした。


モニカもまた、キャロルが宇宙へ旅立ってから時が止まったような人で、再会にギクシャクした感じが、よりリアルだなと思って見ていた。
キャロルは自分が失敗してしまった姿を、モニカに見せたくないと思っていても、モニカには家族はそんなことは関係ないと思っていて、家族には成功も失敗も何もかも包み込むものがあるよなと感じた。

そして、さらにカマラの推しへの愛で、全てを包み込む慈愛が、本当に好きだと思った。
マーベルだけではないが、推しが自分の理想から外れると、敵意を向ける人物像の方が描かれることが多い気がするけれど、カマラの推しへの愛はそうではなくて、そこに本当に共感しかなかった。

カマラの家族愛が、そのまま推しへ行っているような感じで、キャロルのいろんな顔を見た後の、“さすが私の推し“というセリフがものすごく印象的だった。
ミズ・マーベルのドラマから、家族愛のようなものが、そのまま受け継がれているような映画だったと思う。

今まで、あまり描かれてこなかった、キャプテン・マーベルの物語。マーベル作品としても、キャプテン・マーベルとしても、“再スタートだよ“、“またここから始まっていくよ“と伝えているような映画だった。


それと、単純ではあるけれど、カマラのオタクゆえの早口で喋ってしまうのが、オタクのことわかってる〜という感じ。
相手が引くほど、言葉が出てしまうのがオタクよな、うんうんと見ていた。

あと、本当にどうでもいいことだけれど、猫を可愛がっているフューリーに癒されるんだよな。不思議。

個人的には、シークレットウォリアーズのように、インヒューマンズとの絡みでマーベル作品を見たかったけれど、そうはならなそうなので、そこは残念である。
また、クロエ・ベネットのデイジーが見たいなと思ってしまうんだよね、、、

今回の映画は、私の中で良作だと思う。3人の関係性もだけど、カマラが可愛くて好きだなというのも再確認。
これからも楽しみである。

ではまた!

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