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子供療育施設

子供の通所型療育施設

療育と言えば、放課後等デイサービスを連想する方が多いのではないでしょうか?
2012年に放課後等デイサービスや児童発達支援が制度化されたことで、これらの事業所は爆発的に増えていきました。
放課後等デイにおいては、いまや『コンビニの数より多い』と言われるぐらい事業所が乱立しています。
あまりにも増え過ぎたので、熊本県のように新規開設を制限している自治体も珍しくありません。

早期療育の重要性

療育を早期に受けることで、子どもたちやご家族の『生活のしやすさ』が大きく変わると言われています。事業所がたくさんできたことで、本人やご家族が早期療育を受けやすくなっているのは、とても喜ばしいことだと思います。
障がいがあっても住み慣れて地域で安心して暮らすために、早期療育の果たす役割は大きいといえます。

甲佐町の現状

全国的に充足してきた通所型療育施設ですが、甲佐町の現状は大変厳しいものがあります。
放課後等デイは1か所のみ、児童発達支援についてはゼロです。町の人口が1万人程度とはいえ、子どもたちにとっては嬉しくない状況です。児童福祉法で定められた施設でありながら、片や飽和状態、片や事業所がない。

これじゃいかん、ということで谷田病院が、放課後等デイと児童発達支援事業所を開設することにしました。

谷田病院の療育

谷田病院には、リハビリ専門職が多く在籍しています。
リハビリ等の専門職が、曜日ごとにローテーションで、放課後等デイや児童発達支援事業所をまわってもらおうと計画しています。

いま考えている療育は、
・応用行動分析
・認知神経リハビリテーション
・感覚統合
・言語療育

こんな感じです。
応用行動分析をベースに、他の専門療育は曜日ごとに固定する予定です。
そして、通所児に合わせて療育内容をカスタマイズします。

脱・全体主義、ですね。

全ての子供たちが安心して暮らせる甲佐町を目指して。
谷田病院が、福祉で区切らないインクルーシブな町づくりを牽引します。

療育スペースの一部

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