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「北京五輪」

TVを見ないので
報道などはもっぱら
ネットから拾っているのだが、
どうやら北京五輪が
開催されているらしい。

「らしい」というのは、
ネットのニュースを探してみても
あまり目につくところに
出てきてはいないからだ。

これほど「盛り上がり」に欠ける
五輪イベントというのも
なかなかに珍しいのではないだろうか。

・・まあ、仕方があるまい。

ウイグル人への弾圧、
モンゴル人からモンゴル語の教育を奪い
強引に過ぎる「民族融和政策」を
進めている中国だ。

軋まない方がおかしい。

強大な権力と軍事力・機械力を
国内統治に行使すれば
そこに大きな歪みが出来てしまうのは
過去の歴史が何度も証明している事。

そして、今現在
辺境自治区の民族を虐げている
当事者である中国の主催で
冬季五輪が行われ、
世界各国から選手が集い、
ウイグル問題やチベット問題が
まるでなかった事のように
皆、笑顔を浮かべて
競技に興じているのだ。

これを見て
「楽しい」と思うものがいたら
それは何か精神を病んでいる証拠だろう。

私達の心の中の「良心」が
無心に五輪競技を観戦することを
善しとしていないのである。

だから、
私も今回、
五輪競技については
一切の放送を見ないことにする。

見たい者は見ればいい
競技したい者は競技をすればいい。

私は「嫌」である。

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