小咲もも

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小咲もも

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マガジン

  • 育児エッセイ漫画

    感受性が強い娘を育てて気づいたこと、理解したことなどをまとめていきます

最近の記事

[漫画]感受性の強い子供との付き合い方9〜心のキャッチボールって何?〜

    • [漫画]感受性の強い子供との付き合い方8〜子供に「我慢しなさい」と言うのをやめたら起きたこと〜

      • [漫画]感受性の強い子供との付き合い方7〜小さいことにイライラしたら〜

        • [漫画]感受性の強い子供との付き合い方6〜子供を説得する方法〜

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        • [漫画]感受性の強い子供との付き合い方8〜子供に「我慢しなさい」と言うのをやめたら起きたこと〜

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        • 育児エッセイ漫画
          9本

        記事

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方5〜子供に怒ってしまう時〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方5〜子供に怒ってしまう時〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方4〜些細なことで文句を言う〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方4〜些細なことで文句を言う〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方3〜子供に感情的になる理由〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方3〜子供に感情的になる理由〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方2〜「ダメ!」と言わない子育て〜

          子供との会話のキャッチボールについては、後日また詳しく説明する回があります!

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方2〜「ダメ!」と言わない子育て〜

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方1〜自己紹介〜

          Twitterに、感受性の強い娘を育てて気をつけていること、気づいたことを描いた漫画を載せているのですが Twitterのつぶやきもかなり長くなってきたため、noteでまとめた方が読みやすいかな?と思うので載せてみます!  そんなわけで、私が子育てで心掛けてることは、できるだけ『子供を否定しない』、わかりやすく言えば『ダメ!と言わない』ということでした。 ですが、これって結構難しい… そのうえ私の娘は感受性が強く、些細なことで怒ったり泣いたり文句を言ったり、夢中になると時

          [漫画]感受性の強い子供との付き合い方1〜自己紹介〜

          小説『天使さまと呼ばないで』

          以前書いた、平凡な主婦が偽スピリチュアルの教祖様に祭り上げられていく小説のまとめページです。 今回まとめるにあたって、新たに加筆修正もしました。たくさんの方に読んでいただけると幸いです。 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26

          小説『天使さまと呼ばないで』

          小説『天使さまと呼ばないで』 最終話

          あれから、10年の月日が経った。 ミカは、相変わらず清掃の仕事をしている。変わったことと言えば、仕事ぶりを認められて、5年前から正社員になったことだ。 世間から見れば給与は決して高くないが、固定給をもらえることはありがたいし、夏と冬には僅かだが寸志も出る。 レイカとはたまに雑談をする程度の仲になったが、3年前にレイカが栄転し東京の本社勤務となったので、もう会うことはない。 ナミは誠実で優しい男性と結婚して、今は子供が2人いる。住んでいる場所が遠いので、結婚式以来会えて

          小説『天使さまと呼ばないで』 最終話

          小説『天使さまと呼ばないで』 第66話

          エリに会った日の夜、ミカはブログを書くことにした。 8ヶ月ぶりの更新だ。 2ヶ月ぶりにログインすると、800人いたフォロワー数はさらに減って500人ほどになっていた。 正直に言うと、ブログのアカウントを残していたのは、心のどこかで『いつかまた、エンジェルカウンセラーに戻って華々しい世界で生きられるかも』『食べるのに困った時に、いつでも戻れる場所がある方がいいかも』という微かな期待があったからだ。 でも、今はもう、あんなハリボテだらけの世界に戻りたいなんて全く思わない。

          小説『天使さまと呼ばないで』 第66話

          小説『天使さまと呼ばないで』 第65話

          ミカの元に近づいてきた人物、それはエリだった。 「ミカさん・・・探したんですよ?最近LIMEも返してくれないし・・・ブログもFactbookも更新しないし・・・ずっと心配してました・・・」 ミカはどこかへ逃げようかと思ったが、怖くて足が動かない。 「ミカさん・・・掃除のおばさんなんかになってたんですね・・・びっくりしました・・・天使のミカさんには全然似つかわしくない仕事なのに・・・」 エリは真顔だ。かと思うと、急に笑顔になって言った。 「でも、これも、私たちのような

          小説『天使さまと呼ばないで』 第65話

          小説『天使さまと呼ばないで』 第64話

          ユミコさんのブラウス作りは、平日に少しずつ進めていき、土曜日の夜には完成させることができた。 人のために何かを作るのは久しぶりで、そのうえ『幸福になれそうだから』ではなく、『素敵なブラウスだから』と純粋に物の良さを認められたのは初めてだったから、ついはりきってしまい制作はすぐに終わった。 日曜日の朝に、完成したことと明日職場に持っていくことをユミコさんにメールで伝えると、ユミコさんはいくら払えば良いか尋ねてきた。 ミカは悩んでしまった。 純粋な原価で言うと2千円未満だ

          小説『天使さまと呼ばないで』 第64話

          小説『天使さまと呼ばないで』 第63話

          家に帰り夕飯を食べてから、新しい型紙を引きつつミカはユミコさんの言葉を思い出していた。 自分は母親に"期待"などしてるつもりは、無い。 大金持ちだったらよかったとか、欲しいおもちゃは何でも買ってくれればよかったとか、もっと美人に産んでくれれば良かったとか、そんな贅沢など望んでいない。 ただ、普通でいてほしかっただけだ。 普通に、自分の気持ちに寄り添ってくれる親でいてほしかった。 それのどこが"期待"というのだろう。 自分は子供として要求して当然のことを要求している

          小説『天使さまと呼ばないで』 第63話

          小説『天使さまと呼ばないで』 第62話

          連休明けの月曜日、ミカは早速昨日作ったばかりのブラウスを着て行った。 母のことを思い出すとまだモヤモヤするが、自分で自分のために作ったブラウスを着ていると、まるで今日が特別な日のように感じて、少し気分が明るくなった。 仕事が終わり、ロッカールームで着替えていると、ユミコさんは目を丸くしてミカのブラウスを見た。 「あら!ミカちゃんそのブラウス素敵ねぇ〜」 「本当ですか!?ありがとうございます!」 「どこで買ったの?」 「実は、連休中に自分で作ったんですよー」 「え

          小説『天使さまと呼ばないで』 第62話