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人は、いつも仮面をかぶって生きている。本当の自分なんていません。

「周りの人に見せる自分のこと」を、心理学ではペルソナ(仮面)と呼ぶ。

会社の時の私、は、しっかり者
家族の前の私、は、おしゃべり
恋人の前の私、は、甘えんぼう

小中の同級生の前の私、は、不思議っ子
高校の同級生の前の私、は、おとなしい
大学の同級生の前の私、は、おひとり様
会社の同期達の前の私、は、集まり好き

趣味の時の私、は、かなり変人
勉強の時の私、は、割と真面目

年上の前の私、は、無知な人
同期の前の私、は、強気な人
子供の前の私、は、お調子者

平日の私、は、がんばり屋
休日の私、は、のんびり屋

でも家で1人でいる私、は、
グータラしているし、道には迷ったり方向違う電車に乗るほどヌケてるし、
全然頑張る気もないし、
勉強する時もあれば、一般常識を知らないことだってあって、
約束を守っても、時間を守らない時もあるし、
外では自信満々に見えていても、家に帰ったら大反省会、クヨクヨしてばかり…

人はいろんな側面を持っているのが、デフォルトなんだよなぁ。
常に1つであろうとする必要なんてない。

人によって違う態度であってもいいし、
むしろ演じることで、コミュニケーションが円滑になるなら、
人はいつだって役者でいいと思う。

だから、貴方に見せた役者である時の私の姿だけが、
私そのものという訳でもなくて、
自分の知っているイメージと違うから嫌いになるのは、
ちょっと悲しいことなんだよなぁ。

本当の愛情深い人は、本当に自分を愛してくれている人は、
イメージと違う部分があっても受け入れることができるんだよ。

本当の(唯一の)私なんて居なくて、出会った人の数だけの私がいるのかなぁ…
なんて考えて、私自身はたくさんの “私という役柄の集合体“ で出来ていて、
生きている限り、私という存在は更新され続けるのです。


※似たようなこと書いてある文章を読んだこともありますが、体感したことも踏まえて、この文章を書いています。

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