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令和生まれの子が黒電話を見て放ったひと言に「あぁ、なるほど!」藤沢市・昭和遺産がある公園『大鋸外原公園』

2022/06/25 ヤフーニュース掲載記事

■この記事の好きなポイント■
“ピンクの電話”以外は、どこにでもある普通の公園。「レトロ感満載」「昭和感漂う」といったよくある表現を使えば悩まず簡単(タイトル)。でもそれでは人の心は動かない。
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※記事の内容は2022年6月取材時のものです。
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【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。32カ所目は『大鋸外原公園(だいぎりとばらこうえん)』。だいぶシュールでレトロな遊具のある公園です。

ふらりと立ち寄った公園の奥に、色あせた何かを見つけました。近くに寄って見ると…

これは...
もしや懐かしの黒電話では...?(しかし色はピンクです)

ちょうど写真を撮っていた時...
おばあちゃんとお孫さんらしき2人が使い方を話していました。

祖母「懐かしいねぇ!これね、まず受話器を持ち上げるでしょ、そしたらダイヤルの数字に指を入れてまわすのね。きっちり回さないと、相手につながらないの。昔は黒かったんだよ?」

「おばあちゃん、これなぁに?ピッピレジ?」(そもそもこれが何なのか分からないお孫さん)

そっか…、確かにセルフレジ(?)にも見えますね!
令和生まれの子には、これが「電話」であることすらわからないようでした(笑)。その後もおばあちゃんは、このピンクの電話の使い方について一生懸命説明をしていましたが、伝わったかな...(余談ですが『らーめん昇や(しょうや)』のカウンターには、ピンクの特殊簡易公衆電話があります。今でも使っているそうです)。

ちなみに、このピンクの電話の背中側は滑り台と砂場になっています。

結構大きな砂場で、10人は遊べそう。

この砂場以外には、ブランコと…

鉄棒がありました。全体的に昭和レトロ感満載の公園ですね。

藤沢市の都市整備部公園課の方に『大鋸外原公園』についてうかがうと『大鋸丸山公園』と同じく、昭和の都市開発の際につくられた公園とのこと。ピンクの電話は、市内でもかなり古い遊具なのだそうですよ。

3世代で遊びに来れば、昔ばなしに花が咲きそうな『大鋸外原公園』。

藤沢レトロ名所のひとつです。

基本情報※記事の内容は2022年6月取材時のものです。
『大鋸外原公園』
住所:藤沢市大鋸1029-14
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。

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