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メンヘラが映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」を見たよ!

こんにちは、こんばんは、おはようございます。ころもやぎです。

連日の雨で、桜が結構散ってますね。私も面接でことごとく散りまくってます。そんなところですが皆様、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」を見た感想を書いていきたいと思います。

今回、映画の感想を書くにあたって、全体的な感想だけでなくメンヘラ視点での感想もお送りいたします。なんといっても、『爽快快活健康的不倫ムービー(主演の柄本佑氏のツイートより)』ですからね。不倫なんて、メンヘラがされたらどうなることやら。そこらへんも含めて、ちょっと話していきます。

全体的な感想

まずは、全体的な感想。

現実とフィクションが交差することで、夫だけじゃなくて観客も攪乱される感じが良かったです。話のテンポも遅くもなく早くもなくって感じで見やすかった。

主人公の漫画家さわちゃんの旦那さんこと俊夫(同じく漫画家)が焦っているシーンとか、こっちもドキドキしました。音楽と勢いで、ソワソワ感を煽られるのが心地いい。さわちゃんと俊夫が一緒に車に乗っているシーンとかに漂う、絶妙な空気が個人的には一番ハラハラしましたね。気まずくて騒いじゃった。(家の中で)

ラストはスカッとするって感じではなかったけど、「原作の人と漫画家という関係を保つことで、今までの『復讐』から『償い』へとシフトチェンジしたんだな」って感じがした。もう元の夫婦には戻れないけど、こういう関係もアリかもしれないなと。

夫に復讐する…ってだけじゃなくて、俊夫を漫画家として尊敬しているさわちゃんが描かれていたのもよかった。夫婦を超えた感情とか関係がそこにあった感じ。これもまた、絶妙な空気感で作られているから面白い。

メンヘラ視点の感想

という訳で、ここからはメンヘラの視点で行くぞ!アクセル全開で行くからついてこい!!!!

早速メンヘラ視点から言うと、「この俊夫って男はよぉ~~~~~~~~~!!!!!!」って叫びまくりたいシーンめっちゃ多かった。「ヴォイ俊夫ォ!!!!!」って何度叫んだことか。(結局叫んでる)アタイは許せねえよ…俊夫のコト…。

嫁の漫画を読んで焦ったり困ったりワタワタするの、ククク、可愛いじゃねえか…(柄本佑好きすぎオタク)ってなったりもしたけど、基本的に柄本佑の顔じゃなかったら許してねえからな。柄本佑の顔だから許しそうになってるだけだから。勘違いしないでほしい(誰に言ってるのか)

「不倫してるの?」って嫁に最初に聞かれた時にちゃんと答えればよかったのに、俊夫は保身というか色々なものを守りたいがために「してない」って言っちゃうのがダメだったよな。保身に走りたい気持ち、わかりすぎるが…。

それで色々ワタワタした後に終盤で不倫を認めて「好きだ」なんて言われても響かんのよ。嫁も言っていたが、「もう遅い」のよ…。(いうて、さわちゃんは最初から許すつもりなかった可能性も示唆されているが)

個人的メンヘラ観(ではないかもしれないけど)で語らせてもらうと、一度浮気したらもうアウトだし私も許せないかもしれない。許せないって言うか、勿論ショックなんだけど「あ、もう貴方は私に興味がないんですね。」ってサア~ってさざ波がひくみたいに感情がひいていく気がする。

メンヘラは自分を愛してくれないやつにはマジで興味ないので。失せろ。私を愛さないならもう二度と私に触るな。殺すぞ。みたいな気持ち。(個人の感想です。)

けど、さわちゃんみたいな壮大な復讐は出来ないかもな…。メンヘラだけど、体力ないので多分「じゃあ、ばいばい」で終わりかもしれない。私は自爆型メンヘラなので連絡先も全部ブチ消して姿を消して終わらせると思います。

あ、でも私もレポ漫画か小説のネタとかにはするかもしれないな。連載は無理だが…。

ただのオタクの視点感想

ここからはただのオタクの感想。

…いやもう、言わせてくれ。クソデカい声で言わせてくれ。もう言いたくてしょうがないんだわ。

_人人人人人人人人人人_
> 柄本佑の顔が良い <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

この話五億回したいけど、柄本佑の顔がいいんじゃ。

編集者と浮気とかしちゃうクソ野郎なのに、柄本佑の粗野な色っぽさでクソ野郎加減がマイルドになってる気がする。ついつい「ま、まあ木に縛り上げて一日放置するくらいで許してあげるんだからねっ///」って気持ちになってしまう。

私、ダメな色気のある雰囲気の男に弱すぎるので、滅茶苦茶ダメージ食らって負けているのだ。ワイは負けたよ、柄本佑の出す得も言われぬセクシーな雰囲気に…。

困った顔とかほっとした顔とか、真面目な顔とか…全部好きで…。私が柄本佑にメロメロ過ぎる可能性、ありますね。(あります)

話ももちろん面白いんだけど、柄本佑じゃなきゃ俊夫の「許せそうな(ちょっと許しちゃいそうな)ライン」は描けなかった気がする。他の顔や別の雰囲気を持った男だったらもうちょっとメンヘラ拗らせてお怒りお気持ち感想文書いてました。

柄本佑ってミラクルだよな。今作みたいにダメな男も出来るし、シン・仮面ライダーで飄々とした強い男も演じられる。ワイ、柄本佑の生きてる時代に生まれて良かった…。幸せです(絶命)

まとめ

というわけで、全体的な感想~オタクの感想まで色々書いてみました。

こういう邦画ドラマ系?の映画を見たのは久々でした。いつもアクション映画とか、ゴリゴリの筋肉の男が出てくる映画ばかり見ているので、結構新鮮な気持ちで見れたかな。

『爽快快活健康的不倫ムービー(主演の柄本佑氏のツイートより)』とのことでしたが、結構ぬるっとした終わりだったかななんて個人的には思います。「償いは続いていく。」みたいな。

色々ネットの感想とか読んでるんですが、ある人は「夫を漫画家として再生させるための壮大な仕掛け」と称していた人もいましたね。確かにそういう視点もアリだな~と思いましたが、メンヘラの所為なのか個人の主観なのか「そんな生易しい話じゃない気もするな」とも思ったり。だって、物語は終わってないんだもん。ていうかむしろ「始まったばかり」なのだから。

もっと映像のこういうところがいい!とか書ければよかったんですが、いかんせん知識がないのであまり言えない。なので、個人主観で色々書かせてもらいました。

皆さんも気になったら是非見てくださいませ。

ではでは。

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