見えない壁
自分の素直な気持ち・自分のあるがままを洗い出して来た時に
自分の進みたい道が見えて来ることがある。
進路変更をしたいと思うことがある。
そのためには。
「進路変更するための、方向指示器をちゃんと示さないといけない」
そう思えるようになった。
意思表示。ともいう。
それには、大変なエネルギーが要るかもしれない。
うまく話せないかもしれないし、理解してもらえないかもしれないという不安もある。
自分の人生なんだから、そんなのわざわざ話さなくてもその場から自分の行きたい道に進んでしまえばいい。
ただ気まぐれに、思いつくままにハンドルを切って自由に方向転換することだって出来る。
そうすればいい。
そう思っていた。
でも、それじゃダメな時もあると思った。
それは「恐れ」からの「逃避」をしている時でもあると思った。
これまでの人生で、ワタシに関わってくれた人の数なんて、計り知れない。
それは同時に、計り知れない数の方の人生に、例え僅かであってもワタシが関わらせてもらっている、ということでもある。
今までに出会って来た一人でも欠けていたら、「今ここ」に居るワタシは存在することは出来ない。
自分の気付かない様々なところで影響を受けて来ているのは間違いない。
いつ、どこで影響を受けたかー。なんてわからないことの方が断然多いだろう。
しかしながら、関わって来たことには少なからず意味があると思う。
自分だけじゃなく、関わってくれている相手の人生にも少なからず意味があると思う。
「ご縁」とはきっと、そういうこと。
ちゃんと理由を・背景を話すことが、必要な時がある。
必要だな、と思った時は、それを相手に伝える意味もきっとある。
「ご縁」とはきっと、そういうものなのだと思う。
そんなことを、一段と強く感じた一日だった。
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