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前期高齢者 1年を振り返って調子はいいのか?

 私は前期高齢者だ。65才から74才までの年寄りをそう言う。
多少異なった人生を歩んでいた私は、30才から63才までトライアスロンの試合に出続けていた。またほぼ毎日練習を続けている。それは現在も続いている。そんな人間は少ない。

 実際、50才からはショートトライアスロンで年代別で上位を狙っていた。大体一桁順位で、たまにお立ち台もあった。
その他にも自転車ロードレース、マウンテンバイクレース、オープンウォタースイム、競泳もやっていた、スイム競技は何度もメダルをもらっている。最近ではオープンウォタースイムの60代で3位になった。

 「だから、なんだ」
 実はそんな健康的な私でも病気になる。
DNAに組み込まれている運命からは逃げようがないのだ。

 2021年オリンピックが翌日開催と言う日、マウンテンバイクの練習後、急性心筋梗塞を起こし、死にかかった。
実際、ICU(集中治療室)で治療中に心臓も止まった。その時は目の前が真っ暗になって、意識が消えただけだった。死とは意外とあっと言う間だと思った。
その詳細はNoteにも書いているので、気になる方はどうぞ。

 さて、そんな私だけど、今、それなりの負荷で運動が出来るようになった。
検査すれば、完全に病気の爪痕(ステント5箇所、心臓の一部も死んでいる)がある心臓だが、運動能力は、2021年12月末の心臓負荷試験で、心肺機能など一般健常者(当然同年代)の150%まで回復している。

 リハビリ担当の医師には、
「よく分からないけど、寿命延びました」と怒ったように言った。
色んな要因があるけど、人と唯一違う点は、33年間毎日、かなりの負荷で有酸素運動を続けていたことだ。

 それでも、私は前期高齢者だ。
病気からか、老化なのか分からないが、体の不調な日も多い。
そんな私だけど、3人に1人が65才以上とう現在、
「どれ位調子が悪いのか、知りたくない?」
「明日は我が身の人も多数でしょう?」
そこで、振りかえてみたいと思う。

最近のスイムの状況
 
2022年4月初めからスイムを週一で開始した。2021年の7月23日の入院治療以来となるから8ヶ月ぶりだった。
医師はスイムを初めても大丈夫という。
しかし、どんなスイムを想像しているのだろう。水に浮くスイムではない。最終的には1時間で2000m以上、インターバルトレーニングをする。そんなスイムの練習だ。そこまでやっていいのだろうか?

 結構負荷がある練習だけどいいのか?
「まあいいやぁ」考えるのが面倒くさいので、取りあえず練習を始める。
30分ほどで1000mほど泳ぐ。心拍数は140程度まで上げてみる。
次は1200m、少し増やす。心拍数上げても大丈夫そうなので、インターバルトレーニングも開始する。

 5月は季節もいい、会社もコロナのどさくさで解散したから、毎日が日曜日だ。折角だから旅行をする。
行き先は熊本の天草へ行った。ここは好きな場所だ。

 そんなことから4月から始めたスイムだが連休は中止。
さらにこの時期、雑草による花粉症になる。これは40才から始まった花粉症だ。
鼻水を垂らしてプールに行くのは、まだコロナで病んでいる人が多く、視線が怖い。そんな理由でスイム練習は一時中止した。
 
 そして花粉症が落ち着いた6月、再度週一程度で練習を始めた。その後11月末まで定期的に通い続けた。負荷のレベルはかなり回復した。

トラブル
 12月に入りトラブルが続く。
まず一番近くにある水の綺麗な市民体育館のプールの屋根が壊れた。
当然休止となる。
「これは面倒なことになった」
お役所仕事だから、調査して、予算取って、告知して、業者入札、そんな段取りだ。1年以上は休止するだろう。
現在来春改修が終わる予定になっている。既に1年かかっている。

 「さて困った、今度はどこで泳ごうか」
悩んでいると、私の体調が急変した。体中に発疹がでて、とてもプールなんか行けない状況となる。
これは、私的な問題でストレスがあったせいだ。さらにコロナの感染の後遺症の疑いもあった。
とにかく酷い惨状だった。結局収まるのに半年かかった。
気づくと2023年の春、桜も既に散っていた。

スイム復活
 一番近い三鷹のプールへ4月中旬に行ってみた。
しかし慣れない。知らん人ばかりだ。
5月になると、何時もの花粉症だ。それとプールへのアウエー感で、足が遠のき、6月下旬に1度行くが、何年ぶりかに梅雨明けの天候が安定する予報だ。
ようやく自由な夏、天候も安定している。
これはカヤックや登山など大好きなアウトドアへ行くしかない。
私は夏場を忙しく過ごした。プールで泳ぐより海だ。スイムの練習時間は消えた。

 結局10月からようやく週一パターンのスイムを再開した。しかし11月になると、恐怖の発疹の兆候が出てきた。
「やばいぞ」
昨年の苦しさを思い出し、直ちに皮膚科へ行く、断酒する、刺激物を断食する。大好きなギンナンは1個も口にしてない。
スイムも今か通っているプールは塩素がキツいので中止しとした。
35年間ほぼ泳ぎ続けているので、早く泳ぎたい。

自分の調子
 機嫌の悪い顔をしていると
「体調が悪いの?」と家族に聞かれる。
答えようにも、どの時点での体調を基準にすればいいのかわからない。

 50歳代くらいまでは、トライアスロンでも年代別でたまに表彰台もあり、悪くは無いといえた。その時点の調子を10とすれば、病気後は常に5以下だ。
 運動機能は長年の練習によるストックがあるので、普通以上だけど、心臓は確実にダメージを受けている。
悪化させないため、薬を毎日7種類を飲む、2ヶ月に1回通院。スポーツ的に言えば常に心臓ドーピングしている状態。検査すれば確実に陽性だ。
それで体にいいわけない。

薬服用における副作用など

 結構怖い事が書いてあるが、ワクチンでもなんでも薬は、副作用がでなければ取りあえず安心。

 最近は発疹もあるので、ビタミン剤3種類と抗アレルギー剤を飲み、寝る前に湿疹にステレロイドを塗る。

 さらに、今月に入ってから、喉が痛み、次に歯茎が腫れて、血圧も心拍も平均が上がっている。熱はないが、何らかの炎症が起きている。免疫力が弱りウイルス感染しているはずだ。

 10月までは結構好調で、スイムもガンガン泳ぎ、自転車ローラ台もかなりの負荷をかけていた。おそらくポイント7まで行っていた。
それが、11月に入り、いきなり体調が崩れたのだ。
考えてみると、これは夏場の疲労だろう。
今年の夏は異様に長く熱すぎた。ノーエアコン生活の身には堪えた。

寝る前のお願い 星に願いを
 モトクロスライダーだった時代から怪我が多かった私は、年単位のリハビリ経験もある。
心が折れそうなことも多々あった。だから寝るときはご先祖様にお願いする。
「全てが元通りになっているように」
しかし朝起きても何も変わってない。
それでも努力していれば、時間が解決していくれる。それを信じて毎日繰り返す。

*12月09日現在、発疹もほとんど収まった。

昼寝


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