日本の働き方改革は、やっと半歩進んだ話。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

経済、学問、流通、働き方に大きな影響が出ている昨今。
時差勤務や在宅勤務にて、お仕事をされ始めている方が多数出ています。

前2時間、後ろ1時間。ズラして出勤するスタイルの時差勤務。

満員電車の解消になるかと思いきや、みんなズラすからあまり効果はないとの噂も聞いたり、聞かなかったり。

前にズラしたのに、結局帰る時間は同じだから
勤務時間が増えた割に、残業代が減っているような人も出ているとか。

時間に対する意識が低い日本。
遅刻は許さないのに、残業は許される。謎な働き方を推奨するものだなと思っておりました。(だから、遅刻しても良い。という訳ではなくて、勤務時間や設定した時間範囲を守らないのは何故?ということです。遅刻はしてはいけません。


さて、ここで経団連が感染症拡大防止策として提案している
対応例を見てみましょう。

PDFファイルのため、タイトルが未設定になってしまうんですね。

上記は2020年2月28日に発表された
新型コロナウイルス感染症拡大防止等のための対応例

と題して、経団連 ソーシャル・コミュニケーション本部から掲示されたものです。

この中の項目(2)として提案されている内容がこちら

(2)勤務形態等の見直し
・ 業務上可能な限りテレワークまたは時差出勤に切替。
・ 子供や家族の感染予防に応じて、各種休暇の利用を推奨する。

政府から発表された全国一斉休校の報を受けての対応と考えると
なんとも、あっけなく見直しの指示が入ったなと思うばかり。


これは余談ですが

この見直しで打撃を受けるであろう中小企業に対して政府も受け皿を用意しているようでして
2020年2月13日の新型コロナウイルス感染症対策本部によって「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策」と題して公表されている文章には、政府による準備金があることが明言されています。

一番最後のページにある(参考)本対応策の所要額に政府からの準備金が明記されています。

意外と準備されているなと言った印象。ただ全国的に考えるとかなり額が少ないのでは?という印象を持っています。(真っ当に使われない可能性を考慮すると、これぐらいで良いのかも知れません。。。利権の闇は深い。


政府の対応状況は官邸公式HPから閲覧できるので、政府の動向が気になる方は参照してください。


さて

経団連の発表にもあるように、政府からの要請を受けて時差勤務や在宅勤務が徹底されるようになるでしょう。

正直、彼ら(つまり、この決定を下している経団連のお偉いさん)が感染する危険性もあるわけですから、感染源を断とうとするのは自然な流れでしょう。

普段からお偉いさん達は、豪邸か宴会場にいるというイメージがあるわけですが(これは、筆者の極端な偏見です。)
それの正当化にはもってこいとあって、整備しないわけがないよなと。

しかし、働いている現場よりも、指示を出す上役が、安全マージンを最大限取るのは、個人的には悪いことばかりではないとも思っています。(指示が的確であることが前提条件にはなりますが。


この流れで2020年、ずーっと時差勤務や在宅勤務が推奨される世の中になって、結局オフィスとかいらないね。っていう世の中になってくれればなと願うばかり。

スーツも必要に応じて着るだけに留めれば、夏の暑さに悶え、冬の寒さに震える毎日を送る必要もないのでは?とも思います。


小売業だって、無店舗化、ロボット調理に切り替えたり、ロボット配達したりと、人間がいなくても稼働するような形を目指していけば、最終的には物流の長時間労働などの問題も解決するのでは?とも。

まあ、そう簡単に行くんだったら、スマホがいじれる程度の方をIT担当大臣になんか据えませんよね。
でも、このような世の中になって、IT後進国の日本がようやく半歩前進したという点においては、良かったと思うばかり。
(病気を礼賛している訳ではなくて、泥縄だったとしても改革が進んだという結果に対する個人的感想です。健康第一に決まっています。


今後、人間らしく暮らせるようになっていけば良いなと願うばかりです。


末筆ではございますが
コロナウィルスにて亡くなられた方に哀悼の意を表します。これ以上、亡くなる方が増えないことを祈るばかりです。

また、現在コロナウィルスで体調を崩されている方々、1日も早い快復をお祈りしております。


以上。

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