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橋を渡るか渡らないか

歩いていくと橋がある。
橋は古い木でできている。
上には雪が積もっていて橋の状態がわからない
木がくさっている部分があるかもしれない。
渡っている途中で冷たい水の中に落ちたくはない。

戻って回り道をしようか。
危険を覚悟でこの橋を渡って近道しようか。

こういうときに人のアドバイスを受ける時は、
かなり慎重に相談相手を選ばなくてはいけない。

見た目で判断するような人ではなく、
この土地に詳しくいつもこの橋を使っている人や、
この橋を作った人など専門家を選ぶべきだ。
相談相手は一人だけではなく、
いろいろな方面から複数いた方が良い。

でも、人は時としてこの判断を誤る。
自分が橋を渡りたい時には、
相談相手に「渡れ」という人を選んでしまう。
反対に橋を渡りたくない時には、
「渡るな」と言ってくれる人を選んでしまう。

自分で判断できずに困ったときに人に頼るなら、
その件に対してきちんとした知識がある人々を選ぶこと。
勿論、アドバイスが皆同じ答えとは限らない。
アドバイスを受けた上で自分でよく考える。
「渡るか」「渡らないか」を最終的に決めるのは、
自分だということも忘れないで欲しい。


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