【飛鳥IIクルーズ】1日何食！？驚愕の食事ラインナップ
初っ端に『【飛鳥IIクルーズ】わざわざ時間かけ「あえて船旅」な理由』という記事で、クルーズの魅力の概要をお送りいたしました。ここからしばらくはガツンとくるテーマに絞って、乗船して初めてわかる詳細を説明させていただこうと思います。
今回のテーマは「食事」。ホームページで調べられる範疇を超えて、個人ブロガーならではの目線で書いていこうと思います。
私にとって飛鳥IIとは
「乗ると必ずロスになる！？」日本が誇る日本籍船
『今、私の旅の憧れは長距離便ファーストクラスではなく、別のところにあります。』
『今の私の「優先事項」はマイルでファーストクラスに乗るために腐心し、時間を費やすことではなくなりました』
JALファーストクラスに搭乗した時の経験を記事にした時（→人生初ファーストクラスを最高の経験に……旅ブロガー女医の大作戦）豪語してました。
その「優先事項」というのが、飛鳥IIクルーズ旅行。
実はこれまでに、ちゃっかり飛鳥IIに3回乗船しちゃってました。
2019～2020年末年始『ニューイヤー グアム・サイパン クルーズ』（10泊11日）
2021年4月『神戸発 春の北前航路 境港･金沢クルーズ』（3泊4日）
2023年7月『博多発着 週末ゆったり 釜山クルーズ』（2泊3日）
日本人しか乗っていない、日本人のための、日本籍船。
まず初っ端に『【飛鳥IIクルーズ】わざわざ時間かけ「あえて船旅」な理由』として、クルーズの魅力の概要をお送りいたしました。
飛行機で短時間で行ける距離を、何日もかけて移動する、一見多大なる時間の無駄と思われる船旅、なのにこれだけのことが起きるか！というくらいに、本当に魅力が盛りだくさん。
クルーズの素晴らしさはもう、私の想像の範疇を超えたものでした。そして毎回下船後、1日ほど浮遊感が消えず「飛鳥ロス」に陥るというお決まりパターン。
今回は、乗船してこそ初めてわかる、ガツンとくるテーマに絞って、詳細を説明させていただくわけであります。
船内の「お食事」
目的地より「その過程」を楽しむ重要な位置付け
飛行機や列車の旅はそのほとんどが「早く目的地に着くこと」や「到着先での観光」であり、フライトや列車移動は移動手段でしかないことがほとんどです。駅弁を楽しんだり、ファーストクラスに乗ってみたり、としても、それはあくまで長時間の移動を少しでも満喫するための手段にすぎません。
が、クルーズの場合は、そこが完全に逆転します。船での移動中のお楽しみがメインで「寄港先はクルーズのついで」でしかありません。何度も訪れた寄港先ともなると、下船しない人すらいるくらいです（！）。
そんなクルーズにおいて、以前ご紹介したお部屋（【飛鳥IIクルーズ】お部屋は断然バルコニー付きが◎）と同じくらい、いや、場合によってはお部屋以上に！？重要な位置を占めるのが船内のお食事ではないでしょうか。腹が減ってはなんとやら、ですからね。
1日に何回食べるんですか状態
夕食後部屋に戻るとドアの前のラックに置いてある、次の日分のスケジュール「アスカデイリー」でございますが、
以前にもご紹介した、スケジュール表の中から、飲み食いの部分を抜き出したものが、こちらです。
メインダイニング「フォーシーズン・ダイニングルーム」
先の表、一番上の「フォーシーズン・ダイニングルーム」が飛鳥IIのメインダイニングにあたります。
こちら、朝食・昼食・夕食帯でそれぞれ2時間ほどのみオープンし、朝食・昼食は和定食スタイル、
夕食は和洋中のフルコースを味わえます。
和食の時の「テッパン」メニュー、すき焼きやしゃぶしゃぶはお肉の「お代わり」を求めて、争奪戦になることも笑笑
同じく和食ディナーの「テッパン」スイーツにして、コースのトリを飾る「飛鳥II最中」。こちらも大人気です。
が、こちらはほんの序の口！？
グリル・ビュッフェ会場「リドカフェ・リドダイナー」
「アスカデイリー」スケジュール表の上から2番目、「リドカフェ・リドダイナー」において、朝食・昼食の時間帯はビュッフェ、メインダイニングの夕食終了後から23時半まではお夜食（！）、それ以外の時間帯はハンバーガー、フライドポテト、パスタ、焼きそば、アイスクリームなどの「ファミレスメニュー」など、ほぼ終日何かしら食べられる状況です。（ただし、アルコール飲料は追加料金が必要となります）
朝昼夕食全て、メインダイニングかこちらを選ばねばならない、などといった規則は一切ございません。メインダイニングで和定食を食べてから、リドカフェのビュッフェ会場で洋食やデザート、お昼はメインダイニングで稲庭うどんを食べてから、リドカフェでソフトクリーム、なんてごく当たり前なお話でございます。
以前ご紹介した、サイパン港停泊時、絶景オーシャンビューを独占しながらのお食事タイムですが、この時「リドダイナー」でサーブされた「ビーフカレー」に、前日メインダイニングでサーブされたステーキ肉と思しき！？霜降り肉が入っておりました。
さらには「カフェラウンジ」も！
お食事をガッツリ食べるのは、先述した2施設となりますが、スケジュール表の、下の段、ラウンジにカテゴライズされている施設でゆっくりコーヒーやお茶、お茶菓子を楽しむのも良きです。
サクッとコーヒーを飲みたいときは「ザ・ビストロ」へ
スタバを利用するような感覚でしょうか。ここで飲める新感覚アイスコーヒー「COLD CREMA （コールド クレマ）」がおいしいんです。ここでゆったり味わうのはもちろんのこと、お部屋にテイクアウトすることも可能です。
オシャレな「ビスタラウンジ」「パームコート」
乗船時のウェルカムドリンクをいただく場所なのですが、それ以外の時間でも、ロイヤルミルクティーやおいしいクッキーなどいただきながら、時間帯によっては生演奏を楽しめちゃったりします。
なのですが、グルメな皆様へ、
飛鳥IIの食事は「まずい」説…！？
実は、飛鳥IIリピーターの間で、お食事のその味については、たびたび物議を醸し出していたりします。
というのも、飛鳥IIのお食事というのは「大人数を一斉にサーブする」、いわば結婚式や晩餐会といった、大きな宴会場のお食事であって、1日10人しか相手をしない、知る人ぞ知るレストランや「オーベルジュ」のその味とはどうしても違ってしまいます。そのあたりの分別がついていないと「期待して乗ったのに、お食事が…」という結果になってしまうことは否めません。
私は日頃、ホテルのダイニング、旅館、高級レストランからファミレス、B級グルメ、屋台、インスタント食品に至るまで、幅広くグルメを楽しんでおりますが、それぞれに、相応の良さというものがあります。
飛鳥IIは飛鳥IIなりの、乗客のみなさまをターゲットとしたグルメを展開しているな、と私は思いますし、今年2年半ぶりに乗船し、洋食フルコースの質が上がったと感じられる部分もありました。お食事を楽しみに乗船をご検討される際はそのあたりをぜひ念頭に置いていただくのが良いのかな、と思います。
以上、飛鳥IIのお食事についてでした。
気になる料金
1泊あたりの料金ですが、ざっくりですけど、
ツインルーム 8～10万
スイートルーム 15～50万
といった感じです。
食事やドリンク、船内の娯楽全て含まれており、アルコール、カジノ、お土産の料金のみ、別途かかる形です。
まだまだ話し足りない飛鳥IIの魅力、次回以降も続きます。どうぞお楽しみに！
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＜参考サイト＞
★まとめ★【飛鳥Ⅱ】《ニューイヤー グアム・サイパン クルーズ》で美味しかったお料理全リスト
【飛鳥Ⅱ おひとりD旅】3日目：ランチタイム♪《神戸発 春の北前航路 境港･金沢クルーズ》
【飛鳥Ⅱ おひとりD旅】1日目：メインダイニングのディナータイム《週末ゆったり釜山クルーズ》
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