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この頃次男といろいろ活動するようになりました 子供との関係を思索する

私たちの家族には3人の子供がいます。
長女と長男は双子で現在中学3年生。次男は中学2年生です。3人ともおなじ私立の中高一貫の学校に通えています。
小理屈野郎は仕事が時折遅くなること、そして週末は子供たちは週明けからの学校の授業の予習をするなどして、現在父親としての接点は普通の家庭かそれより少し少ないかもしれません
小さな頃もある程度接点はありました。一番大きな接点はスキーにいくことや家族旅行でした
子供が中学になると、子供との接点が少なくなって 、ということをよくいわれますが、我が家については、それなりに接点があるように思います。中学生になってからの子供との接点は彼らの成長を感じさせるものが多い ように思います。
各人の接点のポイントをあげた上で子供との関係を思索していきたいと思います。

長女

長女は、よい意味で根性があって、努力家 です。
学校の成績もかなりよく、一番安心してみていられる子供ではありました。

一時危機に陥った

去年の今頃、彼女は自我の確立に悩んだ ようでいろいろと悩みを抱えていたようでした。その相談に乗ってくれる学校の先生の相談の乗り方が非常に独特で、その先生と長女は「共依存」のような関係に陥っていた ようです。
学校から帰ってくるのは毎日非常に遅いし、帰ってくるといつも疲れたような感じで、なんだかふぬけのようになっていました。
そのあたりに家内が敏感に気づいて、学校と相談。まずは担任の先生のアドバイスに則り、いろいろとやってみたのですがうまくいかず。
家内は、長女の相談に乗ってくれている先生に(申し訳ない言い方ですが)問題がありそう、ということで、学年主任の先生や担任の先生に相談しました。こちらはいろいろと思案したあげく、相談に乗ってくれている先生と長女が「共依存」のような関係になっていると判断しました。学年主任の先生とも私が何回か電話ではありますが話し合いをし、学年主任の先生はその可能性がある、との理解を得ることができました。
そこで「共依存」を起こしている先生とは距離をとってもらうことにしました。また、スクールカウンセラーに入ってもらったりするとともに、私も彼女と毎日寝る前に15分ほど話をする ようにしました。
まずは、長女の話をゆっくり聞くのを1週間ほど続けました。長女がしゃべらないときもじーっと待っていました。もちろん圧をかけないように細心の注意を払いました。その後、少しずつしゃべるようになったので、長女がしゃべり終わったあとに、こちらもちょこちょこしゃべるようにしました。最終的には毎日「今日あったよいこと3つ」をテーマに話してもらう ようにしました。徐々にしゃべられるようになってきて、顔も明るくなってきました。2~3ヶ月はこのような状態で話を聞いていた のですが、最後は、もうよいわ 、と本人。十分回復したようでした。
長男もかなり心配してくれて、学校での長女の様子をそれとなく観察して細かく報告してくれました。

友達と仲良く出かけられるようになった

中学3年生になり中学1年生のときの担任の先生に担任が替わり再び落ち着きを取り戻しました。
その担任の先生は女性ですが、竹を割ったようなさっぱりした性格の先生です。細やかに見てくれるのですがさっぱりしている 、という感じの先生です。
現在は、かなり落ち着いていて休日は友達とUSJにいったり、買い物にいったりしています。
あのとき悩んだのが嘘のよう です。
いろいろな人に聴いてみたのですが、女の子の中学生の時期、というのは体の変化もあるし、なんだかたいへん みたいですね。

長男

長男は、現在のところ結構関わりが少ないのではないかと考えています。ひょっとしたら、自我の確立の時期なのかもしれないなと思っています。
どちらかというとスポーツが得意ですが、結構なめんどくさがりです。
スキーが得意で、小学校4年生の冬に日本スキー連盟のスキーバッジテスト1級に一発で合格 しています。大人でも結構受かりにくい試験ですが、たいしたものです。
スキーをしているときは、私は彼に悪いところを時々聞いて矯正しています。

元々読書はよくする

アウトドア派、とも思える長男ですが、読書が3人の中で一番好き で、結構な冊数を読んでいます。そして、ちゃんと読んでいる証拠に、基本的に国語の成績が非常によく、実際に得意だと本人も思っている ようです。
意外と冷静なことが多くて、みんながちょっとしたことでエキサイトしているときに冷静な判断をした意見をぼそっといいます。
そしてみんな落ち着く、ということが多いです。
あと、議論がしっかりできるのでなかなか頼もしいです。

一緒の本をたまたま読んでみた

そんな中、たまたま家内が学校の保護者会でおすすめの本を聞いてきました。家内も興味があったようですぐにアマゾンで注文していました。小理屈野郎はすでに電子書籍で購入していたのですが、まだ積ん読状態の本でした。

家内が読み出したのですが、程なくして長男が略奪し(笑)、結局現在は長男が読んでいます
私も長男が読み出したところで、読み出すこととしました。
あわよくば、お互いに読み終わってから感想戦をするためです。
途中まで読んでいる中で、長男とも「プレ感想戦」をしてみたのですが、なかなか面白かった です。
もし機会があれば、上記書籍の書評と長男との感想戦についてnote記事でアップしたいなと思っています。
これを機会に長男との接触の機会も増えればな、と思っています。

次男

次男は元々かなりの甘えん坊で、早生まれのため体力があまりなく、すぐに熱中症みたいな状態になったり、睡眠がめちゃくちゃ必要だったりという感じですが、中学生になってからかなり体力が出てきています。
特に中学2年になってからは仲のよい友達と野球の観戦にいったりしています。
また、いろいろなことに興味があるらしく、一時期将棋にこっていて、週末は将棋教室に入り浸っていたりしたこともありました。
最近も将棋熱は復活していて、ちょこちょこ将棋教室に通っています。将棋教室の先生もおおらかな人で、何かはまるものがあったらそれをしたらよいし、また将棋にはまりたくなったらおいでなさい 、といってくれるので親としても非常に助かっています。

美術展にいった

そんな次男ですが、一緒に美術館にいくことが何回かありました。
次男から「岡本太郎展に連れて行ってほしい」との依頼がありました。そこから始まりました。
私も美術館にいくのは好きですが子供が小さかったのでなかなか出歩くことができなかった、ということがありました。そんな中子供から誘ってくれるなんて機会はなかなかありません 。この機を逃さず、という感じでその場で予約して、予約できた日に見にいくことにしました。
その様子をnote記事にアップしています。

それと前後して、テオ・ヤンセン展も見にいきたい 、とのことでしたのでこちらは予約がいらなかったので、直接会場にいってみました。
この内容はnote記事にしようと思っていたのですがまだ実現していません(着想noteはできているのですが)
また、アップできればな、と思います。

そんなこんなで次男とは接触の機会が非常に多くなってきています。

2週間ほど前の日曜日、子供たちは本を買いにいくと連れ立って出かけました。
帰ってきてから、どんな本を買ったのか、次男に尋ねたところニヤニヤしながら「こんな本を買ってきたわ」と私にみせます。
明らかに哲学系の本 です。いやあ、よいところに目をつけたな、と本人に伝え、すぐにこちらも電子書籍がないかを確認しましたがどうやらあるようなのですぐに注文しました。

一緒の本を読んで感想を戦わせようとしている

この本は私はなんとか10日ぐらいで読了しましたが、次男にとってはかなりチャレンジングな話で(当たり前だと思います)、少しずつ毎日読んでいるようです。
急がなくてよい、内容は大体理解できればよい、その上でその内容を自分としてはどう感じるかの方が大事である、どの内容も結論を読むときにしれっていた方がわかりやすくなる 、などこちらが読了したあとに感じたことを伝えつつ読了するのを待っています。
こちらは読書ノートの作成終えましたので、本人が読了後、OKのタイミングで感想戦をやろう という話になっています。

以上が子供たち3人の現在の状態の概要と、私の接点についてです。

子供との接点について思索する

子供が小さいときは、スキーにいくぐらい、あとはうちでちょっと話をするぐらいであまり接点はなかったように感じますが、この頃子供たちが成長してきたため、お互いに実りある話をできるようになってきました
個人的には、職場でも、ある程度経験を積んでいる人としっかりと議論をして話をするのは得意なのですが、入職して間なしの新人職員さんを教育する、とかいうのはもちろんしますがあまり得意ではありません
このような小理屈野郎の特性も、子供との関わりと影響しているのかもしれないなと 考えています。もしそうであれば、これからますます子供たちと接点を増やしていけるのではないかと考えています。
また、ありがたいことに、子供たち全員が幼稚園(私立)、小学校(効率・転居による転校1回あり)、中学校(私立)とおなじところに通えているところも大きいと思います。
子供たちからの兄弟のフィードバックが返ってくるし、家に帰ってきても共通の話題で盛り上がることができるからです。そしてそれについてこちらも一緒に話ができている状態です。

まとめ

今回、子供たち3人とのそれぞれの最近の関わりについて振り返ってみました。
元々の小理屈野郎の特性もあって、ある程度年齢が上がってきて自我か確立するような時期になったからこそ、彼らと関わる時間が増えてきているような印象を受けました。
これが子供たちの成長にとってよいものになることを期待したいと思います。


子供たちとの付き合いかたって、年齢によっても千差万別だし、もちろんそれぞれのキャラクターによっても様々です。
そんな中でなんとなくニッチなところかみ合った小理屈野郎とその子供3人。これからもうまくお互いに飛躍できればなと思っています。

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