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仕事の話 ②


A係長…30代中盤。転職で入社。うちの部署は初めて。楽天家、頭弱い、強欲、人好き、行き当たりばったり…

Bくん…20代前半。新人1年目。悲観的、頭の回転速い、欲がない、人嫌い、道が無いと歩けない…

C課長…課長1年目。流されやすい。疲れ気味。実務を忘れている。方針がブレる。部下より上司を見ている。A係長、Bくんを2人とも私に差し出した…

その他数名…私の仕事には大して影響しない人達。


Bくんが生命を絶とうとした後、復帰してからは以前より表情も明るく少し安心してます。
元々、A係長、Bくん2人の指導をしてます。

相変わらずBくんは頭の回転が早く、物事を理解するのが異常に速いです。

相変わらずA係長は、教えたことをすぐに、自分なりの安易な言葉に置き換えて復唱するように理解しようとしてますが、その置き換えた言葉がことごとく、大きく的を外しています…物事を推測、想像する力がかなり弱いのかも知れません。

Bくんは10のうち3教えれば9くらいには仕上げます。事務仕事には本当に重宝する人材。

A係長は8くらい教えないとスタートを切らない…「教えてください…」が口癖みたいになってます。

しかしながら、うちの部署は外回り的な仕事もあり電話も多いです。

そうなってくると、A係長は怖い物知らずな性格なので、危なっかしいものの、平然と電話はこなしています…30代ですから当然なのかも知れませんけど…

Bくんは電話は駄目だめです…と。正確には、いつもの相手、定型的な電話であれば大丈夫。どこの誰だかわからない電話は無理なようです。車の運転も、いつもの道なら大丈夫。知らない道は無理だと…まあ、誰しも多少の不安はありますけど、その不安の度合いが尋常では無いようです。

自分の中で、ルートが描けている仕事はできるけど未知な部分が多いとできない…?私にはなかなか理解に苦しむ部分も多いBくん。少しずつでも経験していかないといけませんけど、拒絶ぶりが普通ではないのです。

ひと昔前であれば、「お前の代わりはいくらでもいるんだぞ」…と、鞭打つところですが、近頃は代わりもあまりおらず、無理強いや言葉の掛け方次第でパワハラと言われかねない時代です…
いつも感情はフラットに…部下を大切に…

ただ、2人に共通する良い点は、何でもちゃんと質問してくること。知ったかぶりをしない点。この点は本当に助かってますし、仕事をする上で大切なことだと思います。

このまま、A係長には対外的な、Bくんには事務的な仕事をしてもらえば良い気もしますが、そのような固定はできません。今は良いですけど、2人の将来を考えると、ある程度はオールマイティにこなしていく必要があります。A係長にも、Bくんが事務仕事ができるようになっているのを見て焦りが出てきてます。

ところで、C課長。本来はこの人が指導方針を考えながら指導すべき立場の人。こんな丸投げ、普通は考えられないです。それでも、上層部が何も言わないのは、何か理由があるに違いありません。真相を知りたいのです…

更に言えば、A係長がBくんを指導するのが本来の姿です。社内の年齢構成がいびつな感じになっているからこれは仕方ないことかも知れません…

それにしても、一緒に仕事をしている人間の中身がイマイチ理解できないというのは辛いことです。

昔はもっとみんな人って分かり易い感じだった気がします。新時代の幕開けなのでしょうか…?🌱




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