ママ×美容師|この仕事を続ける意味 vol.3

富山県内を中心に「ジブンらしく生きる」ことを大切にしている女性にお話を聞き、それを記事にして多くの方に見ていただくことで、「ジブンらしく生きるヒント」を多くの女性へ発信したり、誰かの「やりたい」気持ちを後押しできたら…という願いから、『この仕事を続ける意味』という記事をシリーズ化。

第3回目は、富山県高岡市に店舗を構えるシャラク駅南店で美容師として勤める薮山田奈緒子さんにお話を伺いました。

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【プロフィール】
薮山田奈緒子(やぶやまだ なおこ)
職業:美容師
家族構成:夫・義母・子ども2人(4歳、7ヶ月)


○普段のお仕事内容を教えてください

高岡市にある、シャラク駅南店でスタイリストとして美容師をしています。過去に京都のヘアサロンで3年弱勤務していたこともありますが、その後、シャラクに入社し、美容師歴は13年目になります。


○何故その職業に就こうと思ったのか?産後、辞めようかと迷わなかったの?

実は、実家がシャラクで、父が理容師をしている影響があります。

産後は、子育ての楽しみにとても本当に悩み、葛藤しました。復帰した当初もまだ迷いがありました。
でも、周りの家族の協力やスタッフの理解があったこと、何より待っていただいているお客様がいることが支えとなり、離れるという選択肢にはなりませんでした。


○育休からの仕事復帰後で、大変だったこと、苦労したこと、あとはそれを乗り越えるために実践したことなど、具体的にエピソードを教えていただけますか?

やはり、朝の時間が苦労します。今も苦労しています(笑)
特に大変だったのは二人とも生後4ヶ月で復帰しているのでおっぱいの張りが辛かったです。飲んでもらう時が癒しと疲れが取れる至福の時間でした。一人目は1年間実家に預けながらで休憩時間に授乳できましたが、二人目は5ヶ月から保育園に入っています。
保育士さんの協力もあって、哺乳瓶嫌がっていたのをスプーンで飲ませてくれたり、搾乳して冷凍した母乳で哺乳瓶を慣れさせてくれたおかげで飲めるようになり元気に登園しています。本当に感謝です。

あと、お義母さんと同居しているのですが、子供が産まれてから特に細かい ”報連相” がうまく繋がらず、せっかく協力的なのに気持ちよく受け取れずナーバスな時期がありました。
解決として、口頭での確認だけでなくメモやカレンダーで共有し、子供たちとは寝る前と起きてすぐの時間を大切にコミュニケーションをとっています。


○今も、きっとこれからも美容師を続けていられるのはなぜだと思いますか?その想いの源となってることやこれからの目標・夢を教えてください。
もしも同じような境遇で美容師を続けるか悩んでいるママがいた時に伝えたいことがあればそれも添えていただけると嬉しいです。

私を必要としてくれているお客様がいること、そしてお客様をキレイだけでなく心から笑顔になっていただくことが美容師の使命としてやりがいを感じているからです。

息子をカットして保育園から帰ってきて「カッコいいって言ってもらえて嬉しかった!」と話してくれた時に私は「ママは○○ちゃん(息子さんのこと)みたいに ”嬉しい!” ってたくさんのお客様に喜んでもらえて笑顔になってくれるお仕事をしているんだよ!」と伝えています。

働くママがどんなことをしているのか。なぜ頑張っているのか。
美容師としてはもちろん綺麗になってhappyを広げるためですが、職業の垣根を超えて働くママとして子供たちに伝えたいのは「大切な人を笑顔にするためなんだよ、素敵なお仕事してるんだよ」と自信持ってこれからも伝えていくことが目標であり、笑顔を広げていくことが夢です。

ママ美容師をしていると大切ものの順番を見失う時があると思います。
美容師になりたい!と思った時も、大好きな家族ができた時も、大切な人を笑顔にしたいという気持ちは一緒だと思います。
仕事と家庭の両立に悩んだ時、「優先順位はその時々で変わっていいんだよ」と先輩ママに教わり、実感しています。

両方を頑張りすぎず、周りの人に素直に甘えて頼って、自分が「幸せ」と感じることを大切にしてください♡


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