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写ルンですレンズで作る 1

写ルンですには、レンズが一枚入っています。これをほかのカメラに移植する計画です。

はじめに

「(カメラの)レンズを作りたい!」と思いぐうぐる検索をしたら、写ルンですのレンズを使う例や商品がたくさん出てきたので、自分もそれを使います。新品で買える「写ルンです シンプルエース」のレンズを移植します。

写ルンですのスペック

数値

f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚
撮影距離範囲は、1m~無限遠

意味

・カメラのフィルムやセンサーから32mmの所にレンズが一枚ある(はず)
・絞りの大きさが(32mm/10=)3.2mm
・1m~無限遠でピントが合う

あれれ

自分は、ニコンのD5500とD40のカメラを持ってます。どちらもフランジバック(≒センサーからレンズマウントまでの距離)が46.5mmです。そのため、写ルンですレンズは使えません。もしくは、めり込みます。しかし、幸いにも、友達がフランジバックが16mmのカメラを持つ友達がいるので、その人と協力しようと考えています。

仕様を決める

どうせ作るなら、「すごーい(棒)」ではなく、「(・∀・)スゴイ」と言われるものにしたいので、3Dプリンター(未所持)を使おうと思います。印刷は外注します。設計もしたことがないですが、まあ、なんとかなるでしょう。

・レンズは一群一枚
・写ルンですをできるだけ使う
・予算15000円で完成させる
・L39(M39)マウントのレンズにする
・製造価格5,170円以下
・長さを微調整できる

レンズのマウントは、L39(M39)マウントにします。フランジバックが28.8 mmのため、ミラーレスカメラ+マウントアダプタで使えること、そのマウントアダプタが流通していること、何より、マウントがネジの形で自分でも設計できそうな形をしているため、これにしました。
『「写ルンです」のレンズを再利用』した、GIZMON Utulensという商品は、5,170円(2024年2月16日現在)なので、それ以下の値段で作れたらいいな。
https://www.gizmoshop.jp/products/gizmon-utulens?variant=40736475742344
L39に似たマウントの、M42マウント(フランジバック40mm以上)では、マウントアダプタによってフランジバックが変わるそう(以下サイト参照)なので、長さ調節機構を付けたいなと思っています。

終わりに

写ルンですレンズを使えるカメラや、設計の知識など、色々無いものがあるので、完成までたどり着けるか心配ですが、「始めよければすべてよし」ということわざを信じて進めていこうと思います。
あと、単玉(たんぎょく)って広辞苑にも載ってた!


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