どう考えても周りが面白すぎるから周りよりたくさん頑張らないと…【お笑いの話④】

とうとう、第4回まできてしまいました。
ここまで来ると、1000字で区切っている意味が本当に分からなくなってきます。

前回は、お笑いにハマり、見ているだけでは飽き足らず、ついに人前でネタをやってしまうところまで書いていました。

実は、前回のお話で「最初の舞台」という大袈裟な書き方をしましたが、最初ということは2回目が存在してしまう訳なのです。

2回目は中学2年生のときです。
これは厳密に言えば僕は舞台に立っていないんですが、人前で漫才をした2回目の機会です。

中学2年生のときの文化祭のイベントで「男装・女装コンテスト」という企画がありました。

男装・女装した各クラスの代表2人がダンスをしたり、1〜2分のちょっとしたラブストーリー的なドラマを演じたりして盛り上がる企画です。

僕たちのクラスは何をとち狂ったのかドラえもんとしずかちゃんが漫才をするという方向で決まってしまいました。

ドラえもんとしずかちゃんが漫才?
書いていて改めて訳がわからないですが、とにかく尖りに尖った中学2年生の僕たちはドラしずの漫才をやることになったのです。

田舎の中学校なので音響の設備はあまり良いものではありませんでした。なので、ドラマや漫才(漫才は一番想定されていないと思う)などで台詞を喋る場合は舞台上で演じる俳優役の人とその声を当てる声優役の2人が必要になってしまいます。

僕はそのドラえもんの声優を担当しました。

声優と言ってはいますが僕は大山のぶ代にも水田わさびにも全く似ていないのに。

舞台上にダンボールでできたドラえもんの被り物(高クオリティ)を被り、体は普通に学ラン(一応男装といえる部分)と、どう頑張ってもしずかちゃんには見えないクオリティのしずかちゃんが舞台上に現れます。

そしてそのドラえもんとしずかちゃんが舞台でエセの関西弁で漫才をするわけですね。

思ったよりウケちゃいました。
メイクとかもちゃんと頑張って、ちゃんと男装女装してた他のクラスを差し置いて2年生の部で優勝しちゃいました。

いちばんドラえもんじゃない声優だったのに…
めちゃくちゃ性格の悪い、中2っぽい尖ったネタ書いていた(ような気がする)のに…

男装・女装と1番遠い戦い方をして勝つという最低な勝ち方は反省すべきですが、結局おもしろければなんとかなるんだなとこの時に学びました。


やっぱり、今回も最終回にはなりませんでした。
また次回…。
次回こそは最終回だと思います!

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