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勝手に毎日映画 「鍵泥棒のメソッド」

今月は毎日Netflixで映画を観ています。
前評判など知らずに観て、よい意味で期待を裏切られた映画でした。

特に面白かったポイントは、
潜在意識に刷り込まられたビリーフ(悪い信念)は、なかなか変えることはできない
ということです。

堺雅人さん演じる、売れない役者の桜井と
香川照之さん演じる、便利屋のコンドウは
ちょっとした事件をきっかけに人生が入れ替わる。
もともと努力家のコンドウは、自分が貧乏で肉親や恋人がいない境遇であっても、持ち前の勤勉さを発揮して恋人と出逢い愛を育むのに対し、
無計画でぐうたらの桜井は、コンドウの大金を使い果たしてもなかなか思い通りの人生を進むことができません。

人はもともと潜在意識に様々なビリーフ(悪い信念)を持っています。
桜井はきっと、常日頃
「自分はついてない」「なんて情けないんだ」「僕は幸せになれない」
と自己暗示をかけていたのでしょう。
映画にはそのような描写はありませんが、金持ちになれても幸せになれないところからすると、恐らくそうだと想像します。

物語の最後は、2人の人生が元に戻り、互いを縛っていたビリーフが開放されます。
2人それぞれの幸せを予感させるハッピーエンドでした。

あなたには、どんなビリーフがありますか?
そのビリーフを手放したとき、どんな色の未来が待っていますか?

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