弱ってるときに街鳴りヒット曲がヒットしたよ
特に失恋。
ぼろぼろのときに、コンビニの有線放送やアーケードの街鳴り、ラジオでかかった曲が、テロ的に心に刺さることはないだろうか。
ないか。まあ、テロ飯など騒いでる人は、テロ曲と言われてもピンとこないというか、その糸がぷっつんなのかもしれない。
むりやり懐をグイッとつかまれ、まるでサウナ後のカラカラの身体を冷たい牛乳が潤すように、一音一音一語一句沁み渡り、そして涙ぽろぽろ。
乾燥→水分補給→放出となかなかに代謝の激しい心の運動だ。
ヒット曲もしくはヒットさせたい曲が無軌道に流れていて、それだけ音楽がせわしなく隙間を埋める都市空間であるが、そこを自分の都合で移動する心にたまたまヒットする不思議さを言いたかったのでした。
ポイントは、ふだん主体的に聴かないような曲ということ。いたんだ、という。
ついshazaってしまったのは、
きのこ帝国「金木犀の夜」、羊文学「1999」、スカート「ストーリー」。
眠れない朝4時。
ラジオから、あれこの曲、井上陽水の「帰れない二人」?というイントロ。しかし歌は女性で、誰だろう、コレサワかチャットモンチーか。
テーマは朝帰りか。してないなー。太陽が目に痛いけど景色はキラキラしてたっけ。頭の中で、映画「モテキ」の朝帰りの映像がリプレイされる。ここでかかっていたのは、フジファブリック「若者のすべて」だったろうか(記憶が曖昧なのでググらずぼかす)・・shazaる気力もなくzzzと入眠した。
翌日、頭から離れず、サビの「残ってる」だけで検索すると、吉澤嘉代子「残ってる」が一発でヒットした。
陽水の「帰れない二人」は、朝帰り前夜の歌だ。
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