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マネージャの心得

「急成長を導くマネージャーの型  ~地位・権力が通用しない時代の“イーブン”なマネジメント」を読みました。

noteで3261(2022年2月25日時点)ものスキを集めた話題の記事が書籍化されています。noteにも300枚のスライドが公開され、惜しげもなく無料でノウハウを読むことができます。書籍は基本的にはこちらで書かれている内容ではありますが、さらに読みやすくまとまっています。繰り返し読みたいと思われた方には書籍購入がおすすめです。


この書籍の中に、「マネージャの立ち位置と心得」という章があります。
冒頭には、以下のようなことが書かれていました。

ベンチャーのマネージャーは、大きな会社のマネージャーよりも、自分の人間性がよりダイレクトに成果につながると考えたほうがいいでしょう。マネージャーのあり方ひとつで、メンバーが離れる可能性があります。逆に言うと、マネージャーのあり方次第では、人が定着し、活き活きと働き、成果を出すことも可能です。

急成長を導くマネージャーの型 12章 マネージャの立ち位置と心得 

大企業でなければ、「マネージャの在り方」がダイレクトに離職率につながるのは、その通りだよな、と思います。だからこそ、「マネージャの心得」は組織にとって大事になるわけです。

17年前につくった私の「マネージャの心得」

17年前になりますが、私も「マネージャの心得」をつくったことがありました。メモとして残していたので、久しぶりに読んでみました。

マネージャとは、不確実かつ相反する状況に責任を持って対応する人である。

・あらゆる機会を捉えて、プロジェクトメンバーの働きぶりを評価しよう。
・メンバーににビジョンを伝えるだけではなく、浸透させるようにしよう。
・メンバーの懐に飛び込み、ポジティブなエネルギーと楽天的志向を吹き込もう。
・メンバーとは、率直な態度・透明性・信用を通じて、信頼を築こう。
・人から嫌われるような決断を下す勇気、直感に従って決断する勇気を持とう。
・メンバーの本当の声に耳を傾け、違いを活かし、自発的な行動を促そう
・リスクをとること、学ぶことを奨励し、自ら率先して手本を示そう。
・メンバーの良いところを見逃さず、派手に褒め、お祝いをしよう

当時は部長になりたての頃で、会社としての指針もなかったので、求める人物像や心得などは勝手につくっていました。その頃にあった社内のWikiに掲げていたのですが、時が流れて社内からはWikiと共に消失していきました。

その頃はジャック・ウェルチの本をよく読んでいたので、影響を色濃く受けている内容になっているのだと思います。

あらためて読んでみると、今でも、これは自分の行動指針になっていることに気がつきます。

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