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劇団フクロウと言う座組で座長をしてます!脚本書いてる間に小説書いたら?と声を掛けていた…

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劇団フクロウと言う座組で座長をしてます!脚本書いてる間に小説書いたら?と声を掛けていただいたので初めてみました!頑張って書いてきます笑笑 初心者なので暖かい目で見てください‪ᯅ̈ 青い珊瑚礁 手紙

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景4 桜入ってくる 桜「おはようございまーす!」 ナース「あら桜さん今日はいつもより早いわね!」 桜「そうなんです!今日が最後になるかも知れなくて」 ナース「でもごめんなさいねまだおばあちゃん起きてないみたい」 桜「あっそうなんですか」 ナース「もー少ししたら起きると思うんだけど・・・ そーだ今の時間ならまだ食堂開いてるからご飯でも食べてたら?」 桜「そんな申し訳・・・」 桜のお腹が鳴る ナース「朝ごはんは若くいる秘密なの

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      景3 ナース「桜さん実は。大変申し訳ないんだけどあなたのおばあちゃんもうお散歩に行けないの」 桜 「それってつまり・・・」 ナース「おばあちゃんの病気だけど思ったより進行が早くてねこれ以上無理はさせれないの」 その言葉は静かに確実に私の心に深く刺さる 嫌だ聞きたくない 桜「はっきり言ってください」 口からは違う言葉が出てきた ナース「・・・」 桜「はっきり言ってもらえないと分からないんです信じたく無いんです!」 信じたくないそれはホントだどうしようもない悲しみをぶつけて

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        桜と智子 春の始まりを告げる様に風がカーテンをゆらす午後の病室、 4つあるベットには2人が寝ている。 ドアを軽く音がする、ナースが入ってくる。 ナース「智子さん、おはようございます! さぁ検診のお時間ですよ、 頑張って起きてください。」 智子「ああいてて。 今日はあの子は来てないのかい?」 ナース「娘さんですか? 今日はまだいらしてないですね、 検診があることはお伝えしてあるので終わる頃こられるんじゃないですか?」 智子「そうかいそうかい あの子が近くにいるとねなんだか懐

        • 書き途中の台本を小説用に変換して上げていくって言う企画を思いついたので昨日から上げてます 手紙 よろしくお願いします^_^

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          とある病院の一室、病室には1人のお婆さんと1人のお爺さん、周りには2人の男女 女の名前は桜泣きながらお婆さんに寄りかかっている 男の名前は隼人無言でお爺さんを見つめている 桜が散り始めた春の終わり。 これは終わりを見届ける2人の物語 プロローグ 小鳥のさえずりやカラスの鳴き声自転車の音子供達のはしゃぎ声 愉快な音が響き渡る堤防    大きな桜の木のある堤防を見ながら歩く女と車椅子に乗ったお婆さん   桜を見ながら口を開く女の子 桜「私のおばあちゃんは

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          ⑤旅行 「着いたーー!!」 「茜はしゃぎすぎ!でも来ちゃった!」 「旅行だー!」 「遊園地なんていつ以来だろう」 「私も社会人になると意外に来ないものよね。」 「確かに楽しみ方も忘れそうだよ」 幸せそうに笑い合う2人 「私あれ乗りたい!」 茜が指を指した先には 「いきなりジェットコースター!?」 「私はここで待ってるから2人で行ってきたら?」 「もしかしてお母さん嫌いなの?」 「樹里意外だった・・・」 「なんでそんな目で見るの!?」 樹里は絶叫が苦手なのだった 「

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          note書初めエンタメ

          お久しぶりです。 さぁ年が明けましたかと言って何が変わるわけでもなく辛かった感情やウィルスの増加何かが無くなるわけでもなく同じような時が進むだけです。 2020年はなにか前に進めないというか進んでるんだろうけど暗闇というか闇雲に劇団立ち上げてみたりしてみたけど光がない出口のないトンネルの中いつの間にか年が明けたと言うだけ 別に彼女がいるわけでも無くお金があるわけでも無くただ何と無く生きてきた ただ仲間はできたみんな分からない世界で足掻いてるその最前線に俺がいる 座長だも

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          青い珊瑚礁4

          ④幸せな家族 星矢のプロポーズから約2年が経った。 あいも変わらず幸せな結婚生活を送っている。 茜は春から大学生だ樹里はまだ前の仕事を続けている何も変わらない幸せな日々に3人とも満足している。 1つだけ変わったことと言えば… 「はぁもう2年か・・なんか早いような気もするな〜ね〜茜〜」 「もう大学始まったら店で働けないのか〜」 2人は同棲を始めていた鍵の開く音がする。「星矢帰って来たかな?」 茜玄関に向かい「お帰り〜」 「ただいまー」「お帰り!ご飯できてるよ!」 「先に食べ

          青い珊瑚礁4

          青い珊瑚投稿スピード落ちてますが台本もそーですけど詰まるとエンドから描き始めるんです笑 終わりは出来てるので温かい目で待っててください^ ^ ゆっくり埋めていきます笑笑

          青い珊瑚投稿スピード落ちてますが台本もそーですけど詰まるとエンドから描き始めるんです笑 終わりは出来てるので温かい目で待っててください^ ^ ゆっくり埋めていきます笑笑

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          ③プロポーズ 付き合いだしてからも樹里は良くお店に来た。 常連の客にもいつのまにかバレていたのでよく話のネタにされた。 茜ちゃんも私に懐いたのか「お母さん」なんて呼ばれる日もあった。 少しむず痒いが嫌な気はしない。悪意がないからだろうか? 付き合ってから星矢のことを詳しく知るようになった。 元々はホテルのバーで働いていて、カクテルの大会などにも出場していたらしい。 お酒は本当に弱い、こんなに飲めないのが意外だった。 「バーテンダーって飲めない人結構いるんだよ?」 その時は驚

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          BAR sunny

          カランコロン「いらっしゃいませ」 「どうも…あれ?」樹里は驚いたいつもと何処か少し違うのだ 違和感の原因はすぐに分かった「あの・・・」と声をかける少女 「え?ああはい・・どうも・・・」ぺこりとお辞儀をする樹里 「はじめまして今日からここでバイトさせていただくことになりました茜です」 「茜ちゃんねよろしく。」急な事態に一瞬戸惑ったがそこは大人の返しで乗り切った 店長がバイトを取るなんて驚いた常連のお客によると「このくらいなら1人で回せますから」 そんな風に答えていたらしく不思議

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          ①プロローグ カランコロン「いらっしゃいませ」 男の大きくもなく小さくもなく程よい感じに聞こえてくる声が響き渡る 店内は薄暗くバーテンダーが1人シェイカーを振りながら接客をする 薄暗い空間と店内のBGMから溢れ出る大人な雰囲気のあるバーである 有名な店では無いが常連客であろうと思われる人達で賑わっている。 店員も1人だけのようだ愛想がよくどこか親近感のある顔立ち イケメンと言われるほど顔が整っているわけでもないが 小柄だからなのかどこか女っぽく優しい中性的な雰囲気を出している

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