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20200329 「畑のレモン」がピンとこない

先日のマリナ油森さんのnoteが美味しそうだった。

子どもの頃に茹でられたカリフラワーを食べてイマイチだなと思ったので、それ以降はなるべく接触しないように暮らしてきた。

大人になり、すっかりカリフラワーの存在しない世界線で生きていたところに先述の記事である。カリフラワーを炒めて食べるという文化があるとは知らなかった。美味しそうじゃないか。

読むと、どうやら元ネタは塩梅かもめさんの記事らしい。

カリフラワー炒めを作る機運がいっきに高まった。

これは長年のわだかまりを解くチャンスではないか。カリフラワーと和解せよ!との天啓を受け、スーパーへ走った。いやうそだ、歩いて行った。

ちゃんとしたレシピは本家のものを見てもらうとして、かなりざっくり引用すると

豚肉製品(ソーセージ)をオリーブオイルで炒めて、カリフラワーもオリーブオイルとニンニクとパプリカ粉で30分くらい炒める。必要であれば最後のほうに水を入れて蒸し焼きにしても。
塩で味をととのえてできあがり。

という流れである。

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人生ではじめてカリフラワーを買ったが、ひとつ400円ほどして目が飛び出る。ブロッコリー2個買えるやん…あんたそんな高級食材だったのか。

床に転がった目をひろい、半分サイズのカリフラワーとウインナーを購入。

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茹でてもビタミン成分が壊れにくいんだって。さすが畑のレモン! …ってネットに書いてあったけど、「畑のレモン」って表現、微妙じゃない?

「海のミルク」や「森のバター」なら「おう、うまいこと言ったな!」となるけど、「畑のレモン」って言われても、(え、レモンって畑でとれるんじゃなかったっけ…木? あ、木になるのか!)と、ふた呼吸くらいおいて「お、おう!」程度の反応にならないか。しらんけど。

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それぞれ一口サイズに切っておく。

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オリーブオイル、ニンニク、パプリカ粉をフライパンで炒めるが、いきなり間違えた。ソーセージを炒めるのはオリーブオイルでだけだ。

しかしそこは「まあいっか」の精神で乗り切る。
部屋中にニンニクの香りが立ち込めたので、換気扇を強にした。

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ソーセージが炒まった。今すぐ食べたい。

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続いてカリフラワー入れ、フライパンをふるう。

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レシピになにかしらの差をつけるべく、ZENBという野菜をまるごと使った超濃厚ペーストを入れる。ちょうどパプリカのやつが冷蔵庫に入っていた。

消費期限が2週間ほど切れていたが、火を通せば大丈夫だろう。

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30分くらい炒めると書いてあったのでのんびりしていたら、地鶏もも炭火焼きのような色目になってきたのであわてて火をとめ、塩をふる。

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先ほどのソーセージと和えてできあがり。

真っ黒になってしまったが、食べてみると見た目ほどの焦げ感はなく、美味しくいただけた。しっかりした味付けなので白米にもお酒にも抜群に合うことだろう。

カリフラワーは炒めると美味しいということと、そこそこ高いということがわかってよかった。

和解とまではいかずとも、わだかまりは着実に氷解している。

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夕方から缶チューハイを持って近所の河川敷を散歩したが、冗談かと思うほどの寒さと強風で凍えながら帰宅。

湯船につかってから缶チューハイを飲んで寝る。


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