物語は、読者より先に作家を救っている。#本日のコピー
3分で読めるコピーとエッセイ。
という感じで始めた試み。自分のアウトプットをメインにしつつ、もうすぐ、2ヶ月です。
自分としては、わりとつづいてます。
今日の仕事は、割に大変でした。
でも新しいことを吸収できたって考えれば、
お金をもらって勉強できるっていうすごい時間。
前向きに考えつつ、終電で帰っています。
フィクション。
でもそれは、事実から出来ている。
(魚坂洋平 / 『物語のある広告コピー』より)
フィクションって、全てが作り物というわけではないんですね。
現実の状況が、作家というフィルターを通して、フィクションが作られる。
一方で、
作家の朝井リョウさんが、以前
「登場人物の思想と作家の思想とを同一視するのは危険」
と言っていたのを覚えています。
とはいえ、フィルターとして間を通している以上、完全な別人格ではないはず。
僕は、そう考えています。
だからこそ、フィクションを吐き出すことで、作家の現実が救済される。
一歩前進する。
「物語」は読者の前に、作家を救っているんですね。
本当かどうかは分からなくても、
それを書くことによって日々を意味づけられたり
今の自分を強くしたり掘り下げたりすることができればいいんだ。
(岸田奈美 / 好書好日インタビューより、一部省略して引用)
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