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2023年8月12日(土)アレサ・フランクリンの人生が伝わる編集盤

晴れ。朝食は、ハムチーズトースト、インスタントコーヒー。

娘を街なかまで送ったらすぐに帰って来た。エンジェルス戦を楽しみにしていたが、今日は完敗。

お昼は、ヨメさん手製のたまごとレタスのサンドイッチ、あんパン半分。おやつにどら焼きとアイスコーヒー。

愛読している雑誌『ブルース & ソウル・レコーズ』は、買った後ディスク・レビューのコーナーを流し読んだら積読状態にする。じっくり読んでいるのはバックナンバーだ。今は、162号(21年12月号)。特集は、ジェニファー・ハドソンの熱演も記憶に新しいアレサ・フランクリンの伝記映画『リスペクト』公開に関するものだ。中で、<ライノ>から21年にリリースされた4枚組CD『アレサ~ザ・グレイト・パフォーマンス(デラックス)』(デラックス版で無い1枚CDもあるので注意)の紹介記事を菅波ひろみさんが書かれている。

デトロイトの<JVB>(ゴスペル曲)をスタートに、<コロンビア>~<アトランティック>~<アリスタ>というレーベルを横断した編集。しかも、別ヴァージョンや、スタジオ音声も交えたデモ録音まで入れた事で、これまでと角度を変えた、ベスト盤というよりストーリー盤となっている。ストーリー盤という言葉は無いと思うが、菅波さんも書かれている通り「聴くアリサ・ドキュメンタリー」だからだ(菅波さんはアリサ表記されているが私はアレサ表記派?なのでややこしくて申し訳ない)。

とにかく、栄光と苦悩の人生を曲を通じて感じ取れるのだ。また、4枚目のCDは、共に音楽界を盛り上げてきた同胞や、アレサを尊敬する後輩とのデュエットや共作も聴かれ、あたかも彼女の“終活”を暗示するかのごときドラマ性を感じた。ラストの曲も彼女らしさを象徴している。菅波さんの筆致も、彼女の波乱の一生を追う細かい部分にまで触れながら、一貫して熱い思いが流れている好レビューだ。さも聴いているような書き方をしたが、読んでいてCDを聴いているような臨場感がある。

夕食は、御飯に昆布の佃煮、白身魚の唐揚げ、オクラ。食後にわらび餅(きなこ)。

♪ Aretha Franklin - Ain't No Way


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