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春なのにメリークリスマス

3度目の緊急事態宣言で映画館が、しばらく休業になってしまった。
ゴールデンウィークに楽しみにしてた映画達はどうなるのだろう…。

あんなに、上映前に安全ですよ!換気してますよ!
って案内してたし、鬼滅の刃でぎゅーぱんでもクラスター発生しなかったじゃん!!と、声を荒らげても変異株の猛威は計り知れないんでしょうね。。悲しい…。

戦場のメリークリスマスを鑑賞しました。

本当、タイミング的にギリギリセーフ。
吉村栄一さんとピーターバラカンさんのトークショーの回でした。

私の1番敬愛するアーティストはデヴィッド・ボウイなのですが、デヴィッド・ボウイが俘虜ということで、痛めつけられる様子が可哀想過ぎて、敬遠してきました。

今回4Kで観れるだなんて、なかなかない機会でしたので劇場に足を運んだわけですが…。

私が大人になって視界が広くなったせいか、すんなりとその内容は受け入れられました。
大画面で観るデヴィッド・ボウイは美しいですし、
坂本龍一もかっこいい。
そして、何より坂本龍一のヨノイの心情が痛烈に胸に響いたわけです。
戦争映画は好きで割と沢山見てきたけども、この映画は戦争の派手な爆破とか戦闘シーンはないのだけど、物語が進むにつれて戦争って嫌だなぁってじわりじわりと心が蝕まれていく感じが辛かった。

けど…ちょっと待って?!これって〜今でいう流行りのBLじゃないか?!と思ったら、この痛ましい辛い気持ちが違った意味の切なさに感じられた。
ヨノイ…お、お前…(照)

軍服に日本刀にお話…
そして麗しのセイアズ少佐がヨノイにお花を差し出すシーン。これはまるでTHE YELLOW MONKEYのLOVERS ON BACKSTREET の歌詞みたい♡とうっとりしていました。(吉井和哉はジャガーハードペインで軍服坊主でしたしね…)

映画の後のトークショーでは、ピーターバラカンさんのゆるさが絶妙で当時の事をほとんど覚えておらず…(汗)吉村さんがめっちゃフォローしてました。
セイアズ少佐の弟とのエピソード(なんと、ここでボウイが高校生のコスプレを!)がデヴィッド・ボウイ自身のお兄さんとのエピソードのようだった。とか、言われて見れば、宇宙人とか吸血鬼とか魔王の役とかだけど、戦メリでは人間らしい役だったなぁとか。

また、大島監督がこの作品作るにあたってたくさん取材して、やや盛りすぎなような気もした内容も実はちゃんと取材して描かれた、次世代に受継ぐべき事実だと知り、衝撃でした。

新たな角度で映画を考察できて良い経験でした。

今気づいたけど、私、1個もたけしの事、書いてないじゃん!!!なんだバカヤロー!!(モノマネ)

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