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岡田 幸士の自己紹介と発信テーマ

 はじめまして!ルヴィアコンサルティング株式会社の共同経営者を務めております、岡田幸士(おかだ こうじ)と申します。

このnoteでは、自身の人生のテーマである

  1. 人や組織をどう輝かせるか(人事に関するテーマ)

  2. パフォーマンスを高めるにはどうすれば良いか(成長に関するテーマ)

  3. ”生きづらさ”をどう乗り越えるか(心のコントロールに関するテーマ)

について発信していこうと思います。
これまでの経歴についても、以下ご紹介していますので、宜しければご笑覧ください。(長文失礼します)

限界を感じたマクドナルド人事時代

 神戸大学の金井ゼミで組織行動論を学んだ後、日本マクドナルドで人事を経験しました。最初のキャリアでマクドナルドを選んだ理由は「日本を良くできそう」と思ったからです。

 当時、マクドナルドには16万人のアルバイトがおり、その半分が学生でした。もし学生時代から「ワクワク働くことができる思考」を身につけることができれば、彼ら/彼女らが社会に出たときに、その思考を活用して、日本の会社を活性化していってもらえるのではないか。そんな理由でした。

 面接でその想いを伝えて入社に至るのですが、のちに自身の面接シートを見せてもらうと「ビックマウスな奴」としっかり書かれていました笑。

 マクドナルドでは人事に配属され、給与計算の部署からスタートし、制度設計→人事戦略→労政などを経験しました。特に、労政担当時代は、16万人の従業員によって生み出される、”多種多様な出来事”のおかげでエキサイティングな毎日を送らせていただきました笑。

無間地獄のデロイト時代

 その後、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社に転職します。転職の理由は2つ。

  • もっと泥にまみれたいと思った

  • 中から人や組織を変えることの限界を感じた(力不足を感じた)

 当時の人事部は、残業を1分もしてはならず、ほぼ9-17時の生活でした。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」ではないですが、もっと修羅場に自分を送り込んだ方が良いのではないかと感じていたこと。また、大義を掲げて入社したものの、人や組織を動かすための力の不足を感じたこと。そこで転職活動をしました。

 主にコンサル会社へ応募していたのですが「こうすれば、もっと日本が良くなるのではないか」という構想をA4用紙1枚にまとめて、面接の時に示して力説していました。有り難いことに幾つか内定をいただいた中で、最もその想いに共感してくれ、なおかつ、最も泥にまみれることができそうな(汗)、デロイトを最終的に選択しました。

 入社後は組織・人事コンサルティング部門に所属となり、有り難いことに入社2年で全社Top3%の評価をいただきました。また、期待したとおり、生と死のはざまを彷徨うような、泥にまみれる経験をさせてもらえました笑 

 ほんとうに「こんなに苦しいなら、死んだ方がマシかも」と数ヶ月に1回位思う経験だったのですが、その中から自分の中で”生きづらさ”をどう乗り越えるか(冒頭の「テーマ3」)に関して色々と気づきを得ました。noteではこうした生々しい学びを発信していければと思います。(デロイトが悪かったというより、「自身の心の持ち方」の問題であったと後に気づきます)

コロナという逆境だからこその独立

その後独立して現職に至ります。独立した理由としては、

  • 「誰と、何をしたいか」を自分で決めたいと思ったから

  • 死ぬときに後悔したくなかったから

 です。コンサルファームだと、マネージャーレベルでも、どんな案件を担当するか、誰と一緒に働くかは自由に決められません。例えば「この案件、コンサル会社でやるよりも、自社内でやった方がほんとうは健全なのでは・・・?」と思うことも多々あるのです。本来、コンサルがずっと企業を支援するのは健全な姿じゃないな、と思いつつ、ファーム経営上はそちらの方向には導けない”もどかしさ”。

 スタッフ面については、有り難いことに「岡田の下に付けたスタッフは伸びる」という評判をいただき、コンサル未経験のスタッフを任されることが多くなりました。(ここで学んだ「人のパフォーマンスの高め方」は「テーマ2」に関係しており、noteで発信していきたいと考えています。)
 しかし頑張って育てては、他のプロジェクトに取られていく。長い目線で人が変わっていく姿を見れない”もどかしさ”。

 こうした、案件や人に関する”もどかしさ”みたいなものに加えて、「人生いつ終わるか分からない」という考え方が根底にあり、「このままで良いのかな・・・?」とモヤモヤしていました。(大学時代に大きなバイク事故をしており、その経験からそういう考え方がありました。ここの事故の話はまた機会があれば。)

 そんな想いを抱きつつ2020年。コロナのパンデミックが始まります。

 プロジェクトも落ち着き、リモートで1人の時間が増えた中で「自分って、本来どう生きたかったんだろうな…」と考える時間が増えました。自分を掘り下げる中で出てきたキーワードが、

  • 「何をするかより、誰と働くかを大切にしたい」

  • 「人生のハンドルは自分で握りたい(そして前のめりで死にたい)」

  • 「人や組織を輝かせて、日本を良くすることに身を投じたい」 

でした。ここで独立を決意します。

 しかし、世の中はコロナによる混乱のまっただ中。会社の役員層からも退職面談で、「いま独立するのは馬鹿げている。状況を観察して、もう少し待つべき」など、”まっとうな論理”で慰留いただきました。

その時に、返した言葉はいまでも覚えており、

  • 「コロナ禍だからこそ、自分の決意を試されていると思っている」

  • 「コンサルは論理で何事も片付けようとするから限界があるように感じる。私はもっと、自分の中にあるワクワク感とか、使命感みたいなものを大切にして生きていきたい」

  • 「いま、独立しないと死ぬときに恐らく後悔する。だから独立します」

今のところ(笑)、このときの言葉や判断は間違っていなかったな、と思います。

独立後:人と組織、人事にワクワクと学びを

 現在の会社では、組織・人事コンサルティングに加えて、人事を「なりたい職業No.1」にすべく、”人事の学び場づくり”にも取組んでいます。ここもまた別途、詳しくご説明させていただこうと思います。人事が変われば、組織が変わり、社会が変わっていくと信じています。

 組織・人事コンサルとしては、これまで大企業から、地場の企業様、IPO前後のベンチャー、企業再生・民事再生中など、様々な企業様をご支援しており、クライアント企業様の売上累計は60兆円を超えました。

 これまでのご支援テーマとしては、人的資本経営・開示の実践、人事戦略の構築、人材マネジメント変革、人事組織再編、人事PMI、人事制度設計など多岐にわたります。

 こうした、人事領域の知見や学びについても、noteで発信していければと思います。(「テーマ1」)

 「きちんと自己紹介しよう」と思って書き出したら、3千字近くになってしまいました。ここまでお読みいただいた方有り難うございます!みなさまにとって、1つでも学びや気づきになる発信をしていければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

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