夫婦で撮る、たてもの園。
結婚して今年で7年が経つ。共通の友人たちのゴリ押しのもと、巡り会わされて9年の付き合い。今では2人とも立派な30代。子どももいないので悠悠自適な生活を送っている。
いつまでも出会った頃のような気持ちで…なんて言ってみたいけど今は今でこの関係を大切にしていこうと思っているし、それで充分だと思っている。
最近手に入れたOLYMPUSのPEN EFとminorutaのHI-MATIC Cを試し撮りしたくて、夫を引きずり出して江戸東京たてもの園に行ってきた。
折角なのでカメラの扱いに不慣れな夫にはシャッターを押すだけのKodakのプラスチック製カメラのM35を渡して(物の扱いがガサツなのでこれで以外のカメラは貸せない。貸したくない。)
本日のミッションは
1.紫陽花を必ず撮る
2.相手(夫で言うと私)の写真を撮る
3.セルフポートレートを撮る
以上をクリアするよう伝えた(もちろん私もこのミッションを念頭に撮影する)
2人ともフィルムはKodak ULTRA MAX400を使用。
もちろん、フィルムが全滅してしまう場合も想定して保険としてiphone12proでもある程度撮影。
夫が撮ったもの(Kodak M35)
薄暗い室内でも気軽にフラッシュが炊けるのがM35の良いところ。使い捨てない写ルンです的な。
子宝湯という銭湯の建物内で撮影している私を撮ったらしいのだが、めちゃくちゃ暗い、そして指が入っている(笑)
こちらも例外なく。折角綺麗に紫陽花を撮れているのに指をフレームインさせてしまうのがそそっかしい夫らしいなと。
「撮れてる」写真ほど指が(笑)
現像し出来上がりを見た夫が「トリミングしてよ」と言っていましたがフィルムの現像した写真にはそれ以上手を掛けたくないのであえてこのままで(笑) こちらの方が夫「らしさ」が伝わるので。
私が撮ったもの(minoruta HI-MATIC C)
1969年製。露出計の電池を入れ忘れたがシャッターを切る分には問題無かったので、ジャンク品で手に入れたけどこれは良い買い物をしたなと。レンズがポップアップされる翡翠カラーのボタンがとても可愛い。
ピントが手前ではなく奥の紫陽花に合ってしまった…他にもこんな感じで紫陽花のピントがズレてしまっていて目測式カメラの難しさをヒシヒシと実感する。
これなんて夫と紫陽花どちらにもピントが合っていない。
紫陽花に関しては夫の方が綺麗に撮れている(指入ってますが←)
ピントが合うとバシッと決まった写真になる。初めてminoruta製を使ったけど結構好きな仕上がりかも。
これも鏡越しだがハッキリと撮れていて感動。銭湯の脱衣場の鏡越しに。
普段は撮れない銭湯の中で撮影出来るのとても楽しかったです。レトロな銭湯とフィルム撮影の親和性とても◎
屋内だけど差し込む光とISO400のフィルムのお陰で綺麗に撮影出来た(夫は何故か失敗したけどカメラの違いなのかなこれは)
雲はありましたが日差しは強めだったのでISO400のフィルムだと屋外撮影の白飛びが気になりますね…たてもの園なので屋内の撮影も想定して感度低いフィルムは用意しなかったのですが両立は難しかったです(私の腕の問題もある)
思い通りにいかないから面白い
いやー現像してみてビックリ、ピントが甘かったりボツな写真の多いこと多いこと(笑)
でもその分、上手く撮れた写真があるとすごく嬉しくなります。紫陽花リベンジしたいなー。
まだ、サブ機で持っていたOLYMPUS PEN EFを現像に出していないのでそちらも楽しみです。
帰りは東小金井のくじら食堂で油そば。
沢山歩いたのにプラマイプラス。
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