見出し画像

よろよろトレード日誌12【週末編】

2023/9/2 sat.

8月1日木曜日、twitter…もとい、xで流れてきたニュースに、RUは驚いた。
「SBI証券と楽天証券、国内株式の取引手数料を無料化」というものである。
長期投資をしている人(頻繁に売買しない人)、かつ、とても株式投資がうまい人なら、取引手数料などさして大きな問題ではないのかもしれない。どっしりと腰を据えた投資をし、最終的に手数料をゆうに上回る利益を獲得できればいいのだから。
しかし、RUは違う。RUは頻繁に売買するし、投資のセンスもない。利益が少し乗ったと思えばすぐ売ってしまうし、それ以上に、どういうわけか買った株はすぐに含み損を叩き出す。
そんなRUにとって、手数料ゼロは大きな魅力だ。微々たる利益から手数料を取られないで済むし、何より損切りすべき場面において躊躇する理由がひとつ減る。損失を確定するのに、あわせて手数料を払わなければならないつらさ、理不尽さよ…。
取引手数料、ゼロ円、うらやましい…。
RUは、デイトレードは手数料のかからない松井証券で行っているが、デイ以外の売買はマネックス証券で行っている。
SBIと楽天の怒涛のような発表に、マネックスも手数料ゼロ円、追随するかな…?(せざるを得ないのでは)と、わくわくして知らせを待ったが、RUの読みは外れ(RUの読みはいつでもどこでも外れる)、マネックスは即日「現行の国内株式手数料体系を現時点では維持する」と発表。「コスト控除後の顧客の運用資産が増えることにコミットし、付加価値ある高品質な商品・サービスを提供する」云々…。
正直、がっくりである。
確かに、証券会社から取引手数料を取り上げてしまったら、いったいどこで利益を出すのか…? という気もするが、証券会社は新NISAを巡り戦国時代に突入している。「付加価値ある高品質な商品・サービスを提供」とのことだが、いやいや、手数料無料以上に付加価値ある高品質な商品・サービスなんてある…?  ないでしょ。
それに…、と、RUは思う。
株式投資をしているような人種は、みんなお金に「超」が2つつくほどシビアなのだ。「手続きがめんどうくさいから、今のままでいいや」なんて、ぜーったいに考えない。手間を惜しまないし、行動する。フツーに考えて、このままだと口座を移動させる(移動させなくとも、メインの口座を変える)人が続出するに違いない。そして、証券口座を新たに開くのはとても簡単なのだ(昨年デイトレ用に松井に開いたから、実感)。
RUは、マネックスの松本さんも広木さんも嫌いじゃない。むしろ好きだ。RUが初めて開いた証券会社だけあって愛着もある。マネックスが仁義なき戦いで敗れるのを見るのは嫌だ。つらい。でもなー…、当然ながら、そういう問題ではない。そういう問題ではないのだ。
SBI証券と楽天証券…、どちらが使いやすいかな…?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?