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帰省の傷

お久しぶりです。

復活するかも(かもしれない)
ということで

近況報告を…

あれから保護団体から抜け、双極性障害である私だけじゃ信憑性がない。病識のない母をなんとかするため協力してくれと諦めかけてた父親に土下座してお願いし、(母が住む実家に市役所と保健所に行き母をなんとかしようとするため)実家に帰りました。

(もちろん母には犬に会いたいからという理由のみにし役所巡りは内密に)

保健所の人と面談した。

やはり母親を無理矢理精神科に連れて行くのは困難らしく、精神科医が私と私の父の話を聞き、母に促すようにするとのことだった。何かあったら警察の強制連行も可能だと。

滞在期間は3泊4日(のはずだったのだが強制的に2泊3日になる。理由は後述する。)

役所巡りで忙しかった私は疲れ果て、骨折しているから行きつけの喫茶店にも行けずほぼ母のために尽くしていた。(実家の愛犬に会いたかったから会えてよかったのだが)

帰省最後の夜

地元の友達から飲みの誘い

すごく今忙しくてしかもお金厳しいんだ。って言ったが任せろ!代行も出す!と言ってくれた、少しくらい…最後の夜3時間くらい、近場だし、友達と飲みに行くくらい良いよね。せっかく地元帰ってきたんだし友達と会ってもいいよね…父も了承したし。
母帰ってくるの9時半くらいだしそれまでに帰れば…

その考えが甘かった

5時半に行き、帰ってきたのは
夜の8時半くらいだ 家庭の事情も知ってるわたしの友達ははやく私を返そうと代行走らせてくれた。
とても楽しい時間だった。代行で送ってもらい友達とバイバイして家に戻ろうとすると

玄関先から罵声が聴こえてくる

おそるおそる家に帰ると
母と父が口論して、母が暴れていた

なんで?9時半に帰ってくるはずだったのでは?
私は夢から現実に引き戻された感覚を覚えた。
保健所の人から万が一の時を備えてやばい時は録音しておくのも手だとアドバイスを頂いたので録音して、

とりあえず、話を聞こうと思ってどうしたの?
と聞いた。

わあ書き起こすのもしんどい(録音に残ってるから書き起こせるけど今は書き起こしたくない)
思い出せる限り書かせて欲しい

お前が、お前の存在が私を殺しているんだ
お前が居るせいで私の人生めちゃくちゃだ
私を殺したいのか
今すぐ失せろ、いなくなればいい
お前のことなんて大っ嫌いだ
お前の顔なんて見たくない
連絡と二度としてくるな

とんでもない金切り声、ヒステリック、
一体何が……なぜ何もしてない私が……
存在否定されても涙も出ないでボーッとしていた
父親が帰ろう犬を連れて、二度と戻らない
と言った。
母か暴れる手が付けられない、父が警察を呼んだ
保健所の人が警察の手を借りることも出来るからと言っていたから。

警察が来ても母のヒステリックは止まらず、事情聴取を受け、とりあえず明日帰る予定だったんですよね?暴れているけど人を傷つけてはいません。今日はお母さん落ち着かない様なので今日帰るか、明日の朝話し合って帰るようにしませんか?

私はこう答えた

身体的な暴力はなくても精神的に暴言を吐かれました。父もです。これはDVじゃないんですか?心はズタズタです。私も、父も。存在否定され数々の暴言を吐かれました。彼女の病気がわかれば扱い方も分かるかもしれない。入院なんてさせなくていい。ただ彼女が治るかもしれないその一心で帰ってきたんです。録音もあります。お願いします。母を助けてくれませんか?

警察は言った

「じゃあさ、友達と会いになんて行っちゃいけなかったんだよ」

えっ、、そっか、、そうか、そうだよね。
甘かったんだよね私がね。最後くらいさ会いたかったよ友達に、でもそうだよねお母さんのために帰ってきたのに友達に会いに行ったことでトラブルが起きたんだよね。

警察には録音もしてある、それでもダメですか?と言ったが録音を聞いてすらくれなかった。

今から父親とワンちゃんつれて帰りな。
そう言われた

今? まだ心の整理が……

警察の見張りの中、2人と1匹で出ていった。
引き離された気がした。なんで?
ごめんね、知識ないからわからない
助けて。なんで私たちが帰らなきゃ行けないの?

帰り道40分もある暴言の録音ををずっと聞いていた
涙が出てきて、そう、私は価値がない。迷惑であり、帰って来てはいけなかった。言い聞かせていた

父親は「もうあの県が嫌いになった」

と言った
ああ、もう帰れないのかもしれない
行きつけの喫茶店も、見つけた秘密の場所も
友達にも、もう。

最後まで「やっぱり戻ろう、お願い。」と父に嘆いていた

辛いことが沢山あった街。産まれた街。私が必死にもがきその中で光を探し求め、友達と過ごした街。

県境に来て、ああもう無理なんだ。と悟った
私が頼んでも無理だと悟り、好きな音楽を聴くことにした。

なんだか心が軽くなった

諦めてしまった自分がいた

今日保健所からリモートで〇〇日に面談です
と言われた。父も参加で私と精神科医と3人で。

私が家族を取り戻すためにできること。それは、この面談で精神科医の見解から何とか促してもらう事だ。

それでもだめだったら、もう。縁を切るしかない。
どうすればいいだろう
とてつもない希死念慮で仕方がない。

いつか誇れるくらいには人生はよく出来ている
はずだ
全て失くしてもくたばってもまだ 
世界は素晴らしい

それでは。

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