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畳の張り替え!(改修編vol.8)

床をDIYで改修したい!

5階の部屋は、壁を壊す以外の方法でも、空間をガラッと変えたい…。ということで、床をDIYを使って改修したい!と考えました。
当初は、おおさか河内材を使いたいと考えていたのですが、最終的には畳の張り替えを選択しました。
どういった経緯で、そのようになったのか、また、DIYのルールの中では床に対してどのような改修作業を行うことができるのか、も併せて書いてみたいと思います。

おおさか河内材を使いたいけど…

みなさんは「無垢木材のフローリングへの憧れ」はありませんか?木の香りのする部屋に住んでみたい。しかも南花台では、歩いて10分程度のとこに木根館実はがある。こんな理想的な環境はない。。。

https://sinrin.org/kinkonkan/

URのDIYのルール上「床を木材に変更することは可能」なのです。

詳しくは下記、URのHPから確認できるのですが、申請等の手続きを踏めば、「畳のフローリング化/フローリング材の増張り/床材の変更」は可能です。
https://www.ur-net.go.jp/chintai/diy/about/#flow

URのHP記載のルール 


では、なぜ、畳の取り替え(張り替え)を選んだのか。

課題となったのは「遮音性能の基準をどうクリア」するのか、でした。

ルール上は、床材の変更や畳のフローリング化は許可されているのですが、その際に、URが定める「遮音性能の基準」を満たしていることを証明できないといけないことがわかりました。(集合住宅なので当然なのですが。)
ただ、この証明が非常に難しい…。
工法を工夫すれば、素人でも床材関連の施工できます。が、当たり前ですが、素人のDIYですので、施工の精度はどうしても落ちます。また、床は水平を取るのが難しく、水平器など、水平を取るのを補助するような器具もありますが、結構。。。なにより、断熱材や河内材が、製品として遮音性能基準を満たしているかどうかを証明するのがどうしてもできませんでした。
(断熱材に関していうと、プロが使うような工法での断熱材は遮音性能をクリアしていても、いち素人が買えるような販売ルートに乗っていなかったり・・・)

そもそも今回のDIYプロジェクトは「若年層の移住定住促進」といった目的もありますから、一般のDIY素人でも作業できるような内容でなければありません。上記もやり方を工夫すれば、できるかもしれませんが、誰もがチャレンジできるようなできるだけ簡易な方法でDIYモデルルームを作るべきだという判断に至り、今回は、畳を敷き変える、という方法を取りました。


できない部分はプロに頼もう!

と、いうことで、畳を敷き変えることを考えたのですが、今回は、市内の畳屋さんにお願いすることにしました。最近はホームセンターや家具屋さんなどで扱っている「フローリングの上に置く畳」が流行っているそうなのですが、「敷き変える」ので、部屋の寸法を測ってもらい、縁無しの琉球畳を入れてもらいました。

畳の敷き変えはこんな感じ

実際は畳の敷き変えだけでなく、

・実測の調査
・既存畳の処分(結構重いから5Fから下ろすの大変)

が工程としてはあります。

結構歪んだ部屋だったようで、実測も大変そうでした。
畳を上げるとこんな感じ。

なので、今回は3部屋の実測におよそ2〜3時間、畳の敷き変えと処分で3時間くらいの作業となっています。

畳敷くとこんな感じ!

DIYの拡大解釈

写真を見れば一目瞭然ですが、やはりお金を払ってきちんとプロにやってもらう部分があると、仕上がりが全然違います。
DIYというと全部自分たちの手で施工する(もっと言うとしないといけない)といったイメージを持ってしまいがちですが、自分の手で作業する部分と、プロにお願いする部分を混ぜて改修できるのも、DIYの魅力だと思います。
自分で考えて、できない部分はお願いするー
これも十分、DIYと言えるのではないでしょうか?


さて!次回はついに完成した部屋のお披露目の回としたいと思います!
動画も準備していますので、お楽しみに!!!


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