うすらい
薄暗闇の喫茶店
中央に灯が6つ
照らされて歌うわ2人
代わるかわるマイクに寄って
寄り添っては離れてく
ときにはせーので一緒にゆく
それはまるで
浜辺に打ち寄せる波のように
目を閉じれば聴こえてく
窓に目を向け雨模様
滲む窓の景色から響くは
路面電車と雨音のコーラス
ふわりと流れる歌声と
壊れないよう支えるギター
ふたつの声 弦のおしゃべり
今夜もそれは うすらい
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好きなアーティストさんの
アコースティックライブに行ってきたので
その時の備忘録を詩にしてみました。
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