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吉凶は関係なし!一番身近な占い「おみくじ」

こんにちは、このはです。

みなさん、神社やお寺で”おみくじ”って引いた事ありますか?

初詣や七五三のお祝いなどで初めておみくじを引いた!という方も多いかもしれません。

音声派の方はこちら↓

おみくじの内容は神社やお寺によって違う

おみくじの結果って、

大吉~大凶まであったり、凶が存在しないおみくじがあったり、

そもそも吉凶が無いおみくじであったり、種類は豊富です。

恋愛系のおみくじや健康についてのおみくじ、全体についてのおみくじ・・・

どんなおみくじでも、それぞれ神社やお寺の伝統、由来があります。

理由はそれぞれなのですが、全てのおみくじに共通しているものがあります。


本来おみくじの結果に良い悪いはない

たとえば・・・

おみくじをひいて、大吉がでました!

大吉という結果はその時(その時期)の状態になるので、”今がピーク”という読み方になります。

自然のもの、たとえば植物にたとえると・・・

大吉って、大きくて美味しそうな果実が実っている状態です。

まさに収穫の時!

だけど、そのあと、実は落ちて、冬ごもりの準備にはいります。

冬にしっかり養分を蓄えて、

また春に花を咲かせて、

夏を乗り切って、

また大きな果実が成る・・・

という順番ですから、

”今がピーク”という事は、このあとは冬ごもりの準備をしなきゃいけません。

だから、今がピークだからってあまり調子にのって羽目を外し過ぎたり、実った果実を収穫しすぎたら・・・

実が落ちてた後、土に還る種も果実の養分も少なくなってしまって、その反動で冬ごもり中に十分な栄養を蓄えられないという厳しい状態になってしまします。

逆に大凶であれば、冬ごもり中に状態です。

・・・という事は、これから芽が出て花が咲くわけですから、今は土の中で栄養を蓄えておく準備期間となります。

この期間にどれだけ栄養を蓄えるかで花の美しさも、実る果実の大きさも違ってきます。


運気は植物の循環の繰り返し

芽吹く

花が咲く

花が散る

実る

実が落ちる

種と養分が土に還る

種が栄養を蓄える

また芽を出す

・・・という循環の繰り返しなので、

今がどのタイミングなのかというだけで、そこに良い・悪いはありません。

どの過程を除いても植物が成長する事はないからです。


おみくじの吉凶は状態を表しているだけ

大吉は良い物、大凶は悪い物というイメージがありますが、おみくじの吉凶は運の良しあしを決めるものではなくて、今の状態を指し示すもの、教えてくれているものということです。

ただ、”良い悪いではありません!”みたいな表現を使ってしまうと、一般の参拝客にはウケが悪いわけです(笑)

みんな、こういう難しい事を考えずに、吉だの凶だの言ってワイワイしたいじゃないですか。

みんな実際に吉でも凶でも気にしないじゃないですか(笑)


その方が、みんな盛り上がるし、楽しめる。

だから今のおみくじは人によってはエンターテイメントであるし、自分の状態を教えてくれるものでもあって、他にもたくさんの側面があると思います。

つまり、どんな面から見たとしても・・・

おみくじは吉凶関係なく引いた人の気分を盛り上げるものなんです!


友達や家族とおみくじをワイワイ楽しみたい人は、結果は関係なくそれだけで明かるい気持ちになれるし、自分の状態を知って、今後の計画に役立てるという使い方もできます。

神社やお寺に参拝した際は、一番身近な占いであるおみくじを吉凶を気にせずに楽しんでみてください。


それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【このは】


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