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徳積みは最もエレガントな開運法(後編)

こんにちは、このはです。

前回の続き、徳積みについてのお話をしていきたいと思います。
前編をまだ読んでいないよ~という方は、ぜひ、一個前の記事からお読みください!

前編では、徳積みには目に見える部分と目に見えない部分があって、目に見えない、裏側の部分で何が起きているのか?

運とは何か?

そして、運を増やしたい!というお話をしました。

運(ここではエネルギーとも表現しています)はどうやって増やすのでしょうか?


ここにきてタイトルに戻ります。

運を増やす、開運するには、徳を積むことが一番良い


”徳を積む”というのは一言で言えば、”善い行いをする”という事です。

なぜ、善い行いをすると運がよくなるのか?

それは、運(エネルギー)の循環が起きるからです。


川は、上流では小川でも、下流の方や滝とかになると、一気に水量が増えたり、流れが速くなります。

高い所から低い所に向かって移動しているからです。

火力発電とか、風力発電も、常に動いてる、運動しているから膨大なエネルギーができます。

動くほどエネルギー量が増えます。

先ほどの川の例でいえば・・・

最初は小さな流れでも、どんどん川が大きくなって、

流れや水量が増して、

海にたどり着いて、

そこで蒸発して雲になって・・・雨になって・・・

土に吸収されてまた川になって・・・

こんな感じで川の水はぐるぐる循環してるわけです。


循環すると、より豊かに、美しくなります。

循環って自然の摂理と言われて、宇宙から微生物まで、万物は生まれて生まれ変わっての繰り返しです。

運も四季の巡りと同じく、自然の一部です。

なので、運も動かして循環させないと、大きくなれないんです。


循環させるには、自分以外の人だったり、場所だったり、物に対して自分の運、つまり気力・エネルギーを注ぐ、配る事が必要になってきます。

それをスマートにできる方法が、徳を積むという事なんですね。

一般的に言うところの”気配り”や”気遣い”といったものです。


”徳”の種類


その徳には、2種類あります。

陽徳(ようとく)と陰徳(いんとく)。


【陽徳】

・日の当たる所で積む徳

・表だってする善い行い

・たとえば、交通機関え席を譲る

・困っている人を助ける 等


【陰徳】

・陰ながら積む徳

・誰も見ていない時に誰かの為、その場所のために見返りを求めずにする善い行い

・たとえば、公衆トイレでトイレットペーパーが切れたから新しいのをペーパーホルダーにつけておく

・名乗らずにお金を寄付する 等

ちなみに「名前ださずに募金してきたよ~!」とか誰かに言ってしまったらその時点で陽徳になります(笑)


陽徳と陰徳、どっちも素晴らしい徳積みです。

でもね、こういっちゃなんですけど・・・

一番手っ取り早いのが、陰徳を積む事なんです。


陽徳は誰かを直接助けますよね?

そうしたら、お礼言われるじゃないですか。

お礼言われるという事は、せっかく循環させようと旅に出した運がすぐに帰ってきちゃってます。

(もちろんそれでも運は確実に増えています)

そしてやっぱりお礼とか言われると嬉しいから、自分も喜んじゃうじゃないですか(笑)

それで満足しちゃうんです!

逆にお礼を言われなかったら、せっかく助けたのに、とか思っちゃいませんか・・・?

善意でやっていたはずなのに、見返りを求める気持ちが出てきちゃうんですよ、人間だもの。

実はこの見返りを求める事や満足感は運(エネルギー)を消費します。

要するに、感情に大きく振り回される事って運(エネルギー)をすごく使っちゃうんですね。

感情的になる事で、せっかく貯めた運が使われちゃうんですよ!


勿体なくないですか??

出会いが欲しいから運を溜めてるのに!

やりがいあるお仕事を探したいから運を溜めてるのに!

健康になりたいから運を溜めてるのに!

勿体ないですよね!!


されに言えば、喜び過ぎも運(エネルギー)を消費しちゃいます。

でもさ、すごく嬉しい事って、やっぱりテンションあがるし、舞い上がっちゃうじゃないですか(笑)

じゃあどうしたらいいか?

ここで感謝するわけです。

「ありがとうございます」って!

喜んでいいんですけど、喜びは行き過ぎると満足感に変換されてしまいます。

この”満足感”という感情は運(エネルギー)を大きく消費しちゃうんです。

(怒りや悲しみも消費しやすいです)

感謝は満足感に変換していないのでまた運として使う事ができる、”運の再利用”ができるんですね。


こんな言葉よく見聞きしませんか?

「何にでも感謝しなさい」

「成功したいなら”ありがとう”って言いなさい」


それは、無駄に運(エネルギー)を使わないようにしなさいという教訓からきているそうです。


話しを戻しますと、陰徳を積む事がてっとり早く運を溜められるんですね。

陰徳としてよく挙げられるのが”掃除”です。


「掃除すると運が良くなる」


これもよく聞く言葉だと思います。

見返りなく、その場所を清潔にするために掃除をする事で陰徳を積む事ができます。


陰徳を積む

運の総量が増える

増えた分だけいろんな事に運を振り分けて使える

使える運が多いから上手くいきやすい

”運が良い”と判断される


こういう経緯で「掃除すると運がよくなる」と言われているわけです。


ちなみに、この積んだ徳は、すぐには返ってきません。


循環して大きくなっている最中です。

旅をさせてる最中なので、時間がかかるんですね。

返ってくることも期待しない方がいいです。


返って来ない事もあるから!


なんだって~~~~?!?!


ですよね・・・返ってきてほしいですよね(;^ω^)

気持ちは分かります。

でも、戻ってこなかったらそっちのがラッキーなんですよ!


返ってこない時は、本来あうはずだった災難だったり、不幸な事と相殺されたという事です。


徳を積んで無駄な事って無いじゃん!


そうなんですよ!

なので、誰かを助けた時にお礼言われなくても、

「あ、これ見返り求めなければ陰徳じゃん、ラッキー!」

こう思って淡々と運をためていけばいいんですよね。


すごく、健全じゃないですか?

心が健康になりそうじゃないですか?


これ、多くの人は頭でわかっていても、できないんですよ!

(私もできない時はたくさんあります(笑))

どうしても感情に振り回されちゃったりするんですよね。


でも、何回でもチャレンジしたら良いと思います。

何回でもやり直せるから、

どんどん徳は積めるから、

「しまった、無駄に運使った!」

そう思ったらそこはもう損切して、また淡々と徳を積む。


そうすると、だんだん運の全体量が上がって、

出会い運や健康運とか、自分が欲しい運にいっぱい配分してもバランスを崩しにくいから、いろんな面で調子よくなるんです。


最高じゃないですか?

徳積み最高ですよね!


周りが助かる上に自分も良くなるってエレガントでしょ?


という事で、ざっくりお話しました。

(厳密に見ていくと違った表現をしている部分もあるのですが)

そもそも、何をするにも運が必要!

その運を増やすには、徳を積むのが一番スマートだしエレガントなんだよ!

というお話でした。


それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【このは】


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