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好きなことを好きなように書け!

 こんにちは。NOTEフェスレポータ―2021のクロウサです。5月からNOTEで連続投稿を続けているライターになりたいNOTE愛用者です。

 2021年9月24日金曜日に開催されたNOTEライブ、「ライターの未来——だれもが書き手になる時代、あなたは何を書くのか」(石戸諭さん×古賀史健さん)をレポートします。

 古賀史健さんは「嫌われる勇気」を書いたベストセラーライターさんです。

 石戸諭さんは毎日新聞社出身のノンフィクションライターさんです。

 クロウサは三〇分延長したところまで参加しました。

 ライターであるお二人が、一時間半、ライターについて語ったことをお伝えします!

1.だれ?
2.ノンジャンル
3.苦手
4.ノーブレーキ
5.個性
6.ネタ
7.真面目


1.だれが何を語るか。

 どういう価値観を持った人が書いているのかがわかるように書く。答えだけを書かない。書き手の感情も入れる。


2.ノンジャンルがいい。

 苦手な分野もやってみる。依頼が来たら断らない。得意ジャンルは他人が見つけてくれる。

*例*
 漫画家の西原理恵子さんは、やりたい女性雑誌の仕事よりも麻雀やHな雑誌の仕事ばかりが来た。でもやってたら、それが得意分野になった。


3.苦手は強み

 苦手がたくさんあるのは強みになる。読者と同じ立場で一から理解して記事をかける。専門家に話を聞いたら「私はこう理解しました。」と必ず返す。そうすると専門家が「そうじゃないよ。」とズレを修正してくれる。

*マーケットニーズについてどう考えているかという質問に、古賀さんは大衆代表でいるようにしていて、自分の読みたいものがマーケットニーズになっているとお答えになりました。


4.現場ではアクセルニュートラル

 インタビューの時に質問項目を準備していても、それにこだわらない方がいい。現場の流れでふくらむ話にブレーキをかけると気まずい雰囲気になるから、ブレーキはかけない。想像しなかった話の方が面白い記事になる。


5.個性は作らない。

 個性は元々持っているもの。中から出てくるもの。自分の文体、その人にしか書けないものを書く。真似するよりも一から自分で書いた方がいい。

*例*
 古賀さんは若い頃に覚えてもらおうと思って金髪にしたそうです。でも金髪が何人かいると、逆に個が埋没して金髪も脱個性になってしまうと気づいたそうです。

*例*
 文学賞の応募作品の80%が村上春樹の文体にそっくりだったとき、選定者はそれを取り除くのが仕事だったそうです。
 


6.ネタはどこにでもある

 書き手が発見を書くと、それが読者の発見になる。マスメディアで報道されていることよりも、僻地へ行ってそこにいる人から話を聞く


6.まじめが大事

 とてもまじめなスポーツ選手(野球の大谷選手・サッカーの久保選手)が活躍をしているように、まじめはかっこ悪くない、まじめはいいこと。


 以上の話からクロウサなりの結論として、ライターの未来は「好きなことを好きなようにかけ!」です。







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