見出し画像

18-6 梅すだれ 肥後の国

深くイエス・キリストに心酔する松之助であったが、懸念もあった。あの集まりに一緒に行った五人のうち二人は同じ村の者だったのだ。それに加えて村は違うが埋め立て作業で見たことのある者が一人いた。

ここから先は

3,138字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

小説「梅すだれ」を連載中です!皆様の支えで毎日の投稿を続けられています。感謝の気持ちをパワーにして書いております!