見出し画像

『瞑想の書』に内容を追加しました

瞑想の書』の「【 番外編 】 内丹(仙道)の実践について」に、「生命エネルギーと先天・後天、識神・不識神」と「陽気が発生しない場合の確認」 (合計で約1800文字)を追加しました。

関連:『瞑想の書』noteについて


今までしばしば述べてきましたが、陽気の発生自体は、内丹(仙道)では最も初級のものです。
ヨガ、特にクンダリーニの話題が含まれるハタ・ヨーガの教典にある「アパーナ気とプラーナ気(とサマーナ気)の合一による熱(生命エネルギー)」やチベット密教のツンモ(チャンダーリーの火)と同一のものだと、私は考えています。

チベット密教では究竟次第(ゾクリム)に分類される「ナーローの六法」の最も基礎的、土台的なものだと考えています。

陽気という生命エネルギーの体験自体は、神秘的なものと思う人も多いのでしょうが、これは、人体の神経生理の現象です。

人体の神経生理というのは物理的なものであるため、これはスピやオカルトというよりかは、科学(神経科学や医学・生理学など)の研究対象になり得るものだと、私は考えます。

科学の対象になりづらいのは、生命エネルギーの体験にともなう意識の変化・体験の方です。

関連:用語解説>>・生命エネルギーの神秘的な解釈について


特に若くて精力の有り余る人(10代・20代)や素質・体質のある人の場合には、高藤聡一郎氏の仙道にある「武息」という呼吸法を行って初めての実践でも20分くらいで陽気が発生することもあります。

内丹(仙道)・小周天の記事を評価して下さった古川陽明(まろかれ)さんも↓↓


しかし実際には大部分の人は陽気の発生までは至らないのではと思われます。
高藤氏の仙道の書籍を参考にした人(10代、20代を含む)でも、陽気の発生にまで至ったのはごく少数だけだったのではともネットでささやかれています。

そのごく少数の人達がブログなどで仙道・小周天の情報を発信しているわけです。


きるだけ実践者に寄り添った丁寧な説明を心がけ、理解の助けになるために『瞑想の書』に内容を追加しました。