私,入社しました!

私,長い遠回りを経てとうとう就職しました.行きたかった会社に内定を頂いたのは去年の五月くらい.三回の面接の末,「一緒に働いてみたいと思った」という嬉しい言葉を頂けたときは嬉しさと安心から「肩の荷が下りる」という言葉を体感しました.なにせ,私,就職活動を始めるのが壊滅的に遅かった.ほかの人が内定をもらい始めた四月始めにようやく重い腰を上げたのですが,その時には結構な就活生が内々定を2,3社頂いている状態.
「え?もう3つも内々定持ってるの!?みんないつ就活してたの?」
そんな感じ.自業自得とはいえ相当焦りました....こんなすべてが後手後手.テンパりまくりな私を助けてくれたのが当時研究室のポスドクをしていたMさん.Mさんは焦って10社~20社にESを出そうとする私を一括.「自分のキャパを考えなさい!たくさんESを書いたからと言って内定が貰えるわけじゃないよ.」そう言って,丁寧に就活の極意などを指導してくれました.結局,私は自分の性格やキャパと相談しベストを尽くせる4社にESを書きました.出した当時は,「本当にこれでいいのか?ティックトックで見た人達はもっと出していましたよ!!」と泣きべそをかきながらMさん聞いていた私でしたが,Mさんの言うとおりにESを書き,試験を受け,面接に挑んだらあら不思議!ESを出したうち3社から内内定を頂き,1つは先行途中で辞退させていただくというびっくり記録をたたき出すことが出来ました.人生遠回りばかりでこんなにいい結果を見たことは初めて.両親も私も夢か現実か分からないほどびっくりしたものです.まさに「人生万事塞翁が馬」

そもそも私は大学受験ではいきたい大学に入れず,浪人したら鬱状態に陥り大学も1年生まではほとんど学校に行けなかった.日々,楽しくないことにだけ目を向け,「自分だけがこんなに大変な目にあっている」といじけて両親を困らせていた日々の中,たまたま出会った一人の教授.教授の研究には全く興味はなかったけれど,なんとなく「この人についていきたい」そんな気持ちになったのだけは今でも覚えています.まあ,こんな感じでヌルっと出会った運命.「なんとなく」の連続.ただ,教授と出会い研究を始め,気が付けば大学院まで卒業して,こうして自分の行きたい会社の入社式に出れる.なんだか不思議な感じです.だから,今の選択が良いか悪いかなんてきっと死ぬまで分からないんだろうと思います.私もあと数年経ったらコロッと転職してたりするのかもしれない.人生は自分だけの力で突き進んでいけるほど優しいものではなく,運とか偶然とか他人とか...そういうよく分からないものに左右され思い通りの道を歩けないものです.だけど,だからこそ,運が降ってきた時,他人が私を見つけてくれた時に最高の私でいられるように今がしんどくてもちょっとだけ頑張っていたい.そんなことを思いました.
ps.今日はちょっと文章はちゃめちゃんなのでもしかしたら書き直すかも...お許しを...

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