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なんだか憎めないメタル文化⁉︎

僕、中学生に入学して軽音楽部に入部したんですね。86年頃の話です。それまではビートルズばっかり聴いていた少年だったのに、軽音では他の部員達の影響ですっかりメタル好きになってしまいました。やっぱりなんていうか中学生にはメタルってぴったりハマるんですよね。

47歳の今はブラジル音楽だのジャズだのラテンだのと一丁前な事を言っていますが、そのルーツはメタルです。メタル最高!!

今回、取り上げるのはあくまでもメタルです。僕の世代だとガンズとかモトリークルーとかハノイとかも人気で僕も大好きでしたけど、今回はあくまでもメタル。ハードロックではなく、その野暮ったさが魅力のヘビーメタルっす。

では早速。第1弾はアクセプト!ドイツのバンドです。ジャーマンメタル。これっぽっちもファッショナブルではありませんし、あまりモテそうでもありません。でも僕は大好きでした。ツインギターが格好良いしヴォーカリストのウドちゃんの声がまた良い意味で気持ち悪い!(失礼)この曲メタルハートはクラシックの「エリーゼのために」を取り入れているのもユニークだし…ちょっと聴いてみて下さい。

第2弾はオジーオズボーンです。オジーといえば数々のスーパーギタリストをバンドに迎え入れる事で有名ですね。ランディー・ローズさんとかジェイク・E・リーさんとかザック・ワイルドさんとか。その中で一般的に一番思い入れのあるギタリストといえばやはりランディー・ローズさんではないでしょうか?亡くなってしまったってのもあると思うのですけれど…。そんな感じでランディーさん在籍時のオジーバンドの名曲といえばもちろん「クレイジートレイン」です。これはもうメタル界のスタンダードというか古典になるつつありますね。そんな印象です。

第3弾は日本のバンド。ラウドネスの「ラウドネス」です。当時海外進出しているバンドなんてラウドネスくらいしかいなかったんです。その強みはなんといってもギタリスト高崎晃さんのテクニックです。当時メタル界隈のギタリストはその技術を競うような雰囲気がありまして、ヴォーカリストよりギタリストの方が有名では?というバンドも結構ありました。イングウェイとかインペリテリとかスティーブヴァイとかジョーサトリアニとかトニーマカパインとかヴァンヘイレンとかポールギルバートとか。でもそんな錚々たる世界のギタリスト達の中でも高崎さんは全く引けを取っていませんでした。本当に世界レベルの技術を誇っていたと思います。

最後第4弾は憎めないメタル文化の象徴とも言えるTwisted SisterのWe're Not Gonna Take itです。まさにヘビメタって感じの出で立ちが堪りません。絶対真似したくはありませんが、メタルはこうでなくっちゃ!と思います。でもヴォーカルのディー・スナイダーさんは実はかなりのインテリで色々な場で政治的な発言も積極的になさっている方のようですね。この曲もちゃんと聴くと実はかなりの名曲で、素晴らしい出来です。永遠に歌い継がれる古典となるでしょう。なんとなくバンドの方向性としてはKISSにも通じるものがあるので今回KISSも紹介させて頂こうかと思ったのですが、KISSってあのド派手なコスチュームやパフォーマンスを取り除くと実はビートルズなんですね。編成もメンバー全員が演奏しながら歌うというところも。それに曲調はかなりポップですし…ってちょっと話が逸れてしまいましたが、Twisted Sisterとっても可愛くないですか?

とこんな感じで今回は終わりです。実は僕今でもたまにメタルバンドやりたくなるんですよね。ブラック・サバスとか。仲間がいればねえ。


僕の曲で今はメタルはありませんけど(かつてはたくさんありました)これは比較的激しい感じです。今の僕の中では。


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